これからの建設業の働き方

これからの建設業の働き方は、どうなっていくのでしょうか。

今回の記事は、未来の建設業について労働者目線でのお話をさせていただきます。

現状、建設業は「きつい」「汚い」「危険」でかなりの不人気職となっております。

しかし、国が推進している働き方改革に従って良い労働環境が整備されつつあるかもしれません。

この記事でわかること

建設業、特に施工管理職について、これからの働き方がどうなっていくか考えを述べます

「建設業働き方改革加速化ブログラム」について

国土交通省は、働き方改革に伴って「建設業働き方改革加速化ブログラム」を策定しました。

労働環境が悪いとされる建設業にメスを入れ、より良い労働条件を整備するというもので、具体的には以下のような内容となります。

建設業働き方改革加速化ブログラムの内容
  • 長時間労働を削減する:週休2日制の導入、長時間労働を防ぐための適切な工期設定など
  • 給料や社会保障に関して労働者の待遇アップを図る:技術力や資格経験に基づいた適切な給与設定、社会保険未加入業者の排除など
  • 生産性を向上させる:積極的なIT活用、積算基準の改善、技術者の配置要件の見直しなどで仕事を効率化させる

 

これらが実現されれば、私たち建設業に従事する労働者の環境は良くなっていくでしょう。

週休2日制やIT活用など、すでに働き方改革を実現されている企業もあります

労働者にとっては確実に良い社会の流れになっていますね。

これからの建設業の環境がどうなっていくか(予想)

上記を受けて、これからの建設業の環境がどうなっていくかの予想をお伝えしようと思います。

長時間労働の企業は淘汰され、どんどん働きやすい制度・技術が整備される

2022年からは、時間外労働の上限(月45時間かつ年360時間)が罰則付きで制定されます。

このことから、長時間労働が当たり前の企業はなくなっていくでしょう

スーパーゼネコンなどの大企業は働き方改革にいち早く着手し、楽になる制度や効率化させる技術を導入していっています。

さらに社会保険未加入の企業もなくなることから、社会保険を削って安い金額で請け負う建設業者は淘汰されるでしょう。

こちらについては「建設キャリアアップシステム」で一覧化されることになっています。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

技術技能が給与の評価において重要視されるようになる

年更序列の会社はなくなり、実力や成果が給料に反映されるようになるでしょう。

これは、労働者が建設業から離れてしまうことを防ぐためです。

頑張っても対価を得られないなら、誰も頑張りませんし他の企業に行ってしまいます。

建設労働者の待遇改善の項目として、年齢ではなく功績や資格などが今まで以上に考慮されることになり、私たち働き手のモチベーションアップにつながるでしょう。

終身雇用がなくなり、キャリアアップでの転職が常識となる

上記の件の延長線上の話で、建設業でも終身雇用はなくなっていくものと考えられます

若い内から1級土木施工管理技士などを持っていたら、多くの企業から重宝されるからです。

建設業界は人手不足が問題となっており、たとえスーパーゼネコンであっても監理技術者の不足などに悩まされています。

必要な資格や実力・経験がある人間はより良い条件で転職できる可能性が高くなり、それでより企業の力も強まっていくものと考えられます。

より良い労働条件・給料を求めて転職するのであれば、今が一番いいタイミングなのかもしれません。

建設業はより柔軟な働き方に変わっていく

今回の記事をまとめます。

  • 国土交通省が策定した「建設業働き方改革加速化ブログラム」は、建設業の働き方が変わっていく始まりとなる
  • 長時間労働の企業は淘汰され、どんどん働きやすい制度・技術が整備される
  • 技術技能が給与の評価において重要視されるようになる
  • 終身雇用がなくなり、キャリアアップでの転職が常識となる

特に転職に関しては、すでに技術者争奪戦が企業間で始まっています。

私は転職エージェントを使って転職していく内にその事実に気づきました。

もしあなたが今の現状に不満であれば、【リクルートエージェント】などの転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。

きっと今より労働条件も給料もいい会社が見つかるはずですよ。