dodaの転職フェアが意味ないという噂は本当でしょうか、実際に行って確かめてきました。開催箇所は大阪です。
私は既に転職を成功させているため、転職前の体験談となります。
私はいわゆる東証一部上場企業勤務で、世間一般的には良い条件で働けている人間でした。(とても聞こえの悪い言い方で申し訳ありませんが)
しかしブラックで辛い日々を過ごしていたので、ある時期に「転職しよう」と思い立ったのです。
今回のdoda転職フェアについては、「何かいい企業はないかなー」と気楽な思いで行ってみたのですが、思いもよらず転職について考えさせてくれる機会になりました。
今回はdoda転職フェアの流れと実際に行ってみた感想、メリットデメリットを記載しましたので、転職フェアに行くか検討されている方の参考になれば幸いです。
- doda転職フェアの流れがわかる
- doda転職フェアに行ってみた生の感想を聞ける
- doda転職フェアに行くメリット・デメリットがわかる
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業界最大手の転職エージェントのひとつと言われるdodaですが、「実際使った人の口コミや評判はどうなんだろう」なんてことを思って登録するのをためらってしまいますよね。この記事では、dodaの口コミ評判1,000件を徹底検証しています。これを見ればdodaの全てがわかります。
doda転職フェアの流れ
まずはdoda転職フェアの流れをさらっと説明します。
全体的にゆるめの雰囲気だったので、気軽に参加しても全然大丈夫です。
事前準備(申し込み・エントリーシートの作成等)
まずは申し込みとエントリーシートの作成です。
申し込みはdodaのサイトで希望日を入力して応募ボタンをポチっと押せば終了です。
もし出展企業の中でエントリーしたい会社があった場合、その会社に提出するためのエントリーシートを作成する必要があります。
エントリーシート自体は下の画像のように、簡単に入力できるものばかりなので、10分くらいあれば作成できるかと思います。(楽!)
転職セミナー
ここからは当日の流れです。
まずdodaの講師さんによる転職セミナーを受講します。
20分程度で、1日に何度も開催されているので、セミナーの入り時間を計算する必要はありません。
具体的な内容は
- 将来何をしたいのか考える
- 自分が本当にやりたいことは何なのか
といった自己分析的なアドバイスと、
- 自分は企業に対してどんな価値を持っているかを説明しましょう
という面接アドバイスでした。
私はリクルートのエージェントさんに教えてもらった話だったので、「既に聞いた内容だなー」という感覚でした。
基本的なことはわかっているという方は、スルーしてもOKです。
しかし、初めて聞く方にとっては非常に重要な話なので、慣れていない方はぜひ聞きましょう。
転職カウンセリング
ここではアドバイザーさんにマンツーマンで転職の相談ができます。
整理券をもらって、指定された時間に行くという感じです。
転職カウンセリングはかなりオススメです。
なんといっても、アドバイザーさんはdodaや出展企業と面談内容を共有しない第三者なので、公平かつ客観的な意見をもらえます。
自分としても気づきを得られたことが多くありますので、詳細は後述します。
企業PR・パンフレットの閲覧
出展企業の情報が大きな掲示板に張り出されていて、ざっと見ることができます。
自分だけで調べていたら到底見つけるようなことができない企業さんも多いので、参考になりますよ。
募集職種でIT技術者とか、営業とか、未経験OKなどと書かれているので、ここで目ぼしいものを見つけて出展ブースに行ってもよさそうです。
また、パンフレットコーナーからパンフレットを自由にもらえるので、そこを見ても詳細が分かります。
企業出展ブースの訪問
いよいよ企業出展ブースの訪問です。私が行ったときは、上の写真のような配置でした。
実際の企業の担当者が、仕事内容や、やりがいなどを説明してくれます。
これは他にはなかなかない貴重な経験ですね。
目当ての企業があるなら、セミナーやカウンセリングを無視していきなり企業に話を聞きに行っても大丈夫です。
普通、書類選考を通らないと企業の話なんて聞けないので、こういった機会は貴重ですよね。
面接ではないので、休日日数や福利厚生など普段聞きにくいことも質問できちゃいます。
事前に行きたい企業が決まっている場合は、非常に有益になることでしょう。
ひとつ注意が必要なのは、人気企業はめちゃくちゃ混んでいるので早めに行った方が良いということです。
企業エントリー
気に入った企業があれば、エントリーシートを提出します。
ここで後日の面接が確約できてしてしまう場合もありますし、企業によっては1次面接を兼ねている場合も多いです。
めちゃくちゃ効率的ですよね。
行きたい企業が見つかった場合のチャンスを逃さないためにも、事前のエントリーシートはしっかりと書いていった方がよさそうです。
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doda転職フェアに行ってきた感想
ここからは、doda転職フェアに行ってみた感想を述べていきます。
気楽な気持ちで参加したのですが、やはり多少の期待はありました。
どのような期待をもって、どのようなギャップがあったのか、そして自分が考えさせられたことをお伝えしようと思います。
doda転職フェアに行く前の自分の期待
1つ目の期待は、「潰しがきく専門性を得られるような企業はあるか」です。
私は建設業だったので、建設会社以外でまったく役に立たないスキルしか得られません。
一生建設関係に依存するしかないということです。
ただITなど、他の会社で役に立てるスキルを得られるような企業に就職できないか、という気持ちで行ってみました。
2つ目の期待は、「今勤めている企業よりも残業が少なく、職場の人間関係が良く、給与水準が同等以上の企業はあるか」です。
ハッキリ言って、今勤めている企業は遅くまでの残業とプレッシャーがあるので、こんなにしんどい思いをするくらいなら他にいい企業が沢山あるのではないか、と思えたのです。
ちなみに、1つ目の期待と2つ目の期待を同時に得られる企業ではなく、どちらかがあればいいという気持ちで行きました。
doda転職フェアに行ってみた後のギャップ
転職カウンセリングの時に、期待は見事に打ち砕かれたのです。
なんと、転職フェアで転職を止められるという事態が起こりました。
まず、1つ目の潰しがきくスキルを得たいという期待に関しては、「全く未経験のスキルであれば年収が半分になると考えたほうが良い」と意見をいただきました。
今まで積み上げてきたものが一気になくなります。
ITの出展企業に関しては、スキル無しはお門違いのような扱いで、未経験者、ましてや20代前半でもない限りお門違いのような扱いです。
実際、企業の出展ブースも「IT」と「その他」に分けられていましたし。
今すぐに潰しがきくスキルを得て、給料を維持したいなら、「不動産営業」か「保険営業」しかないといわれました。
そして、それらは今の企業よりもさらに激務であることは間違いないと言われました。
2つ目の期待に関しては、今の企業以上に労働条件のいい会社を探すことは難しいときっぱり言われました。
「自分はとんでもない贅沢を言っていたのかな?」とも思いました。
ということで、自分はどの企業にもエントリーすることなく帰りました。
doda転職フェアに行ってみて考えさせられたこと
自分は本当に世間知らずな人間だと考えさせられました。理想が高すぎました。
なかなか希望に沿う条件のいい会社が見つからなかったからです。
実際転職をあきらめきれなかったので、転職エージェントを使って希望通りのホワイト企業への就職に成功しました。
doda転職フェアだけで転職先を決めるというよりかは、今の自分がどういった立ち位置なのかを知り、周りの企業を知るという意味で使うのが有効かと思います。
↓実際にリクルートエージェントを使って転職を成功させた体験談です
この記事では、実際にリクルートエージェントの面談から内定までの体験談をご紹介しています。今いる会社がブラックで辞めたいという方には、ぜひとも参考にしてほしい記事となっております。リクルートエージェントの良い面と悪い面もご紹介しているので、ぜひともチェックしてみてください。
doda転職フェアに行くメリットとデメリット
上記を踏まえて、転職フェアのメリットとデメリットを考えました。
今回はdodaの転職フェアを利用しましたが、転職サービスが企業と個人を仲介するというシステムは変わらないので、リクナビなどの他社の転職フェアにも通ずるものはあるのではないかと思います。
デメリット
- 求人の質がそれほど良くない。(優良企業は何もせずとも人が集まり出展する必要がない or 即戦力をピックアップするので、自動的に転職フェアに出展する企業は転職サービスにお金を払ってでも人が欲しいような企業が集まるのではないかと思います)
- 目的の企業があっても、未経験は門前払いを食らう可能性がある。
- 興味のない企業の勧誘を受けてしまい、時間の無駄になる。
メリット
- 多くの企業の話を一気に聞くことができ、またエントリー・面接までできる企業もあるので、就職活動としての効率が良い。
- 自分では見つけることのできないような企業を知ることができる。
- 人事担当ではなく、現場で実際に働いている人の話も聞くことができるので、情報の正確性が高い。
- 漠然と「転職したい」という気持ちも、カウンセリングによって具体的な行動に変えられる。
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doda転職フェアが意味ないという噂はウソ、転職について考えさせられる価値あるもの
dodaの転職フェアに行ってみて、上場企業の私が行っても実りある成果は得られたのでしょうか?
結論を言うと、「自分が世間知らずだということを知れた」という意味で、実りはありました。
良い企業を見つけようと期待すると、拍子抜けを食らってしまうかもしれません。
ここに関しては人それぞれだと思いますが、少なくとも私の立場からはそう思います。
ただし、転職フェアは転職活動のとっかかりにはとても良いと思いますので、1度は参加してみてもいいのではないでしょうか。
ただ、自分のやりたいことや希望する条件は絶対にまとめていくべきだと思います。
そうしないと時間の無駄に終わってしまうので。
今回の経験は、転職について考えさせてくれるとともに、転職の方向性を決める貴重な機会になりました。
あとはdodaをはじめとするエージェントサービスと併用して、自分が納得できる転職先を見つけられたら良いでしょう。
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