【適応障害】仕事が辛すぎて会社を休職した話【休職して良かった】

最近、芸能人が適応障害になって仕事を休んでしまったニュースを聞きますが、適応障害は国民病といってもいいほど日本人に診断数が多いとされています。

私はこのブログで何度も「辛い職場からは脱出すべきである」と伝えていますが、その理由も実は過去に適応障害になって会社を休職した経験があるのです。

結論から言うと、環境変化(主に仕事)に適応できなくなってしまったことが理由なのですが、この記事ではもっと詳しい経緯と理由を説明していきますね。

皆さんに言いたいことは、仕事のために人生があるのではなく、あなたの人生のために仕事があるということです。

本当に仕事が辛いなら、やりがいとか責任感とか生活の心配とか全部取っ払って、いったん休んでください。

同じ境遇の方がいましたら、人生を考える上で少しでも参考にしていただければ幸いです。

仕事が辛すぎて適応障害になり会社を休職するまでの経緯

仕事が辛すぎて適応障害になり会社を休職するまでの経緯

私が休職するまでの経緯を以下にまとめました。

最初に言っておくと、休職できて本当によかったと思います。

そして休職できたのは、一緒に住んでいたパートナーのおかげです。精神的に本当に楽にさせてもらいました。

施工管理の急激な忙しさで体調を崩す

このブログでは何度も言っている話ですが、当時は建設現場の施工管理に就いており、常日頃から超絶的な激務に襲われていました。

朝は7時に出社、夜は23時退社、休日も仕事です。

業務内容がたくさんある中、関係者も多く、四方八方からの要求に板挟みにあっていました。

トラブルがあれば休日・夜間も関係なく電話が鳴り響き、対応しなければならなかったのです。

働き始めて2年目の夏、今まで朝早く起きれていたのが、すんなり起きれなくなってしまいました。

毎朝朝ごはんも食べず急いで職場にダッシュの毎日です。

また、夜も眠れない日が続きました。

打合せや電話の内容も理解できないようになり、業務中になにもせずメールを開いたり閉じている時間も増えました。

今考えれば本当におかしいことだったのだと思います。

おかしいと気づいたパートナーが病院に連れて行ってくれる

そんな毎日を繰り返していたところ、朝本当に起きれなくなりました。

ベッドの上でずっとうめいていたらしいので、パートナーが会社を休むように言ってくれました。

辛すぎて涙がぽろぽろ落ちて、とても会社に行ける状態ではなかったようです。

パートナーは自分の会社もあるのに休んでくれて、さらに心療内科の予約もしてくれたのです。

その時点では上司に会社を休む理由を「体調不良」としか伝えられず、上司からは「健康管理がなっていない」とこっぴどく怒られてしまいまう始末。

お医者さんからはしばらく休んでもいいのではないか、と勧められましたが、今の現場を放り出すこともできないので、もう一度頑張ろうと判断し、翌日から出勤しました。

泣くほどつらいのに会社に行く意味がありますか?その答えは、こうたーぼさんのブログ「ポジサラ」の記事『仕事行きたくないと朝に泣くのは異常‥?対処法を知ってラクになろう!』を読めば、ヒントが得られるでしょう。

ついに会社に行けなくなる

もう一度頑張ろうと思って仕事を再開したものの、朝起きれない生活は続きました。

毎朝ぎりぎりまでベッドの中にこもって、家を出る5分前くらいにベッドから出て着替えて、歯も磨かず顔も洗わずダッシュで出勤という毎日でした。

そんなことが2か月続いた結果、ついに会社に行くことができなくなりました。

ベッドからぎりぎり出れていたものが、ついに出れなくなったのです。

その時点で、体調不良で休むと会社に一報を入れました。

そして以前行った心療内科に自ら予約を入れたのでした。

心療内科で「適応障害」の診断書をもらい、翌日上司に報告しました。

働き始めて2年目の秋、ついに休職することになったのです

適応障害になるほど会社が辛かった2つの理由

仕事 つらい

休職した理由は、主には前述した激務によるものなのですが、掘り起こしてみればそれ以外にもいろいろあったのだと思います。

それを、以下にまとめてみました。

現場で役立たずのような扱いだった

施工管理という職種はいわば、1つの工事というプロジェクトを完遂させるために綿密な管理が求められる職業です。

毎日バリバリ働く体力はもちろんのこと、事故や手戻りを起こさないための「緻密さ」や、多くの業者さんを束ねる「リーダーシップ」が求められます。

また、もしものときのトラブル対応が非常に重要で、素早い処理が必要となりました。

私はこういったものに対して全く対応できませんでした。

もう見えるもの・聞くもの何もかも頭に入ってこない状態だったからです。

そんな私にかけられる言葉は、

「もういいよ、お前がやっても足手まといだから」

「どんなトラブルが起こっても君には関係ないもんね」

「飲み会の場所決めといてね。それぐらいしかできないんだから」

など、存在自体を否定されるような言葉でした。

そのような、役立たずの状態で、自分から積極的に動くこともなくなり、気分の落ち込みが激しくなったのだと思います。

自分の将来が見えなかった

会社でやっている業務に対して、自分の将来が見えなかったのも理由です。

毎日毎日辛い業務の繰り返しで、「本当にこのままで自分の人生大丈夫なのだろうか?」と思っていました

このまま一生会社に縛られ続けて、本当に死ぬときに人生楽しかったと言えるのだろうか?と・・・

遊びたいし、やりたいことだってたくさんあります。でも毎日仕事、仕事、仕事で、終わる気配がありません。

自分が会社の中でどういう役割を持っているのか、どういうキャリアを歩んでいくのか、全く見通しがなかったのです。

このままこの場所にいたら、なにもスキルのない潰しのきかない人間になってしまう。

転職するにしても、一からやり直すには遅すぎるんじゃないか。

毎日、毎時、そういう考えがずっと自分の中に浮かんでいました。

仕事をやる意欲がどんどん失われていったことも、理由の一つです。

会社を休職して良かったこと3つ

休職して良かったこと

とはいっても、会社を休職した経験は今の私にとってとても大切な経験になっています。

もちろん、最初は落ち込んで「シュン」となっていました。

仕事もせずだらだらして、「こんなことしてていいのだろうか…」と思っていましたが、時間が経てば何を思うこともなく、だらだらできるようになりました。

ここではそう思った理由、いわゆる休職のメリットについて3つお伝えしようと思います。

今の仕事に疲れている人・将来が不安な人にぜひ見ていただきたいです。

良かったこと①自分の時間ができていろいろ考えられるようになった

FIRE

良かったことの1つめは、自分の時間ができたことです。

他人に時間を奪われない生活というのは、本当に有意義だということが分かりました

具体的に自分の時間ができてどうなったかを、以下に述べていきます。

働くプレッシャーから解放されて、心が楽になった

休職前は、毎日毎日仕事のことばかり考えていて、とても楽しい人生を送れているとは思いませんでした。

仕事をしていない時だって、例えばお風呂に入ってるときであっても「いつ電話がかかってくるだろうか」とビクビクしながら浴室の近くに携帯を置くような生活を送っていました。

休職後はプレッシャーが全くなくなり、本当に気楽な生活を送れています。

「こんな風に生きても大丈夫なんだ」と安心できました。

ただ、適度なストレスがないと本当にダメになってしまうので、そこは見直さないといけないな、と感じた経験でもありました。

色々なことを考えることができた

休んでいる間はいろいろな情報に触れることができました。

本をたくさん読み、ネットやSNSをたくさん見ました。

そして自分の本当にやりたいことや、これからの人生や働き方を考えられたのです。

転職という選択肢も、休職して初めて得られたものでした。

また、こんな風にブログを始めて自分の考えを世の中に発信することもできました。

思考停止に陥っていたのが、一気に色々と考えられるようになったのは本当にメリットだと思います。

「あのまま会社に働き続けていたら、思考停止で全く充実しない人生を送っていただろうなぁ」と今では感じます。

良かったこと②会社以外のことを知れた

外の世界

良かったことの2つ目は、会社以外のことを知れたことです。

社会人として1つの会社しか経験のなかった自分は、今の会社が世界でした。

でも、世界は広かった!

具体的にどう感じたのかを以下に述べていきます。

転職活動で、世の中にはいろんな会社があることを知れた

転職活動をすることで、今いる会社が全てではなく、たくさんの会社があるということを知れました。

「いざとなったらいつでも他の会社に移れる」という希望が見えました。

それと同時に、自分の会社のこともたくさん知れたと思います。

自分の会社が全面的に悪いのではなく、良い面と悪い面がある。

そういったところを受け入れつつ、本当に自分に合う会社は何なのかを勉強できました。

フリーや副業で活躍している人がたくさんいることが分かった

SNSを見ていると、フリーランスや副業で活躍して、サラリーマンやそれ以上の収入を得て活躍している人がたくさんいることを知りました。

これは、ほとんどネットを見ることのなかった自分からしたら衝撃的なことです。

自分も副業などで収入を得て、会社に依存しなくても良い状態を作っていこうと思いました。

実りある人生のために、サラリーマンから抜け出す方法を真剣に考えられるようになったのです。

良かったこと③健康的になった

FIRE

休職で時間ができて、健康を取り戻せたのは本当に大きいです。

ガリガリだった体重が増えて、本当に健康的になりました。

食事をしっかり3食取れるようになった

施工管理として働いているときは、

  • 朝ごはんは食パン1枚(起きれないときはたまに抜き)
  • 昼ごはんにコンビニのおにぎり1個(忙しいときはたまに抜き)
  • 夜ご飯は冷凍食品(帰りが遅くなったときたまに抜き)

という、とんでもない不健康な食生活でした。

しかし休職してからはしっかりと3食、お肉やお野菜をしっかりと取り、健康的な食生活が送れるようになりました。

「ごはんをおいしく感じる気持ちを取り戻せた!」というのは、実りある生活に大切なことだと思います。

睡眠をしっかり7時間取れるようになった

施工管理として働いていた時のの睡眠時間は4~5時間程度でしたが、休職してからはしっかりと7時間取れるようになりました。

睡眠は本当に大事です。日々のストレスが全然違います。

毎分毎秒「眠い」という感情しかなかったし、仕事でも正常な判断ができなかったと思います。

眠るだけでスッキリ快適な生活を送れるのです。最高です。

運動ができるようになった

健康的な生活には絶対に運動が必要です。

自分は休職してしばらくしてから、有酸素運動と筋トレを始めました。

運動を始めたおかげで、体も結構引き締まりました。

以前はげっそりやつれていて、鏡を見るたびに辛かったです。

また、首から肩、背中、腰にかけて慢性的な痛みがあったのですが、それもなくなりました。

体を動かすことは大切ですね、日々のもやもやストレスから解放されます

会社が辛い人は「一旦休む」勇気を持ってください

会社が辛い人は「一旦休む」勇気を持ってください

適応障害の経緯を読んでもらって、「そんなの大したことないじゃん」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、自分にとっては大きなことでした。

環境変化が重なり、それに適応できなくなってしまいました。

その時、パートナーに助けられ休職することができたのです。

自分一人では、その判断はできなかったです。

いろんな人に迷惑をかけて、陰口を言われるのが怖かったからです。

しかし、本当に取り返しのつかないことになってしまったら、もう遅いのです。

当時、休職する判断ができて本当に良かったと思います。

休職したおかげで、振り返ってみれば本当に心も体もリフレッシュできました。

自分の時間ができて、会社からのプレッシャーに開放されて、人生について考える時間が増えました。

会社以外の世界のことを知れて、また会社の良さも知ることができました。

また、食事・睡眠・運動をしっかりとることができて、健康になることもできました。

今の自分に大きな不安がある社会人の方は、自分を見つめなおすためにも、一旦お休みを取ってみてはいかがでしょうか。

心配はありません。

自分がいなくても仕事は回りますし、パートナーや家族も理解してくれます。

真面目な人ほど「休むと会社に申し訳ない」「同僚に迷惑をかけてしまう」と考えがちですが、ご自身の身体と心を壊してまで、取り組まなければならない仕事はないと思います。

身体の病気も心の病気も、重症になるほど回復にも時間がかかります。

何事も無理はしないことが大事です。

同じような悩みを持つ方に、この記事を読んで「一旦休む」勇気を持ってもらえたら幸いです。