FIREムーブメントをご存知でしょうか。
サラリーマンという拘束された身分から経済的独立を果たして、アーリーリタイアしようというムーブメントのことです。
会社を辞めてお金の不自由なく生きていくなんて、多くのサラリーマンにとって超魅力的なことではないでしょうか。
私はFIREしたくてしたくてたまりません。1日どころか、1分1秒でも早く会社を辞めたいです。
ブラック企業を辞めてホワイト企業に転職しましたが、それでもまだ足りません笑
さて今回は、FIREムーブメントについてお話していきたいと思います。具体的にどういうことを知れるかは以下の通りです。
- FIREムーブメントとはどういうことなのかを知れる
- 日本人が投資でFIREするにはどうすればいいのかを知れる
- そもそもFIREしてなにを得たいのか、考え方を知れる
FIREムーブメントとはどういうものか
FIRE ( Financial Independence, Retire Early ) ムーブメントは、 経済的独立と早期退職を目標とするライフスタイルを啓蒙するムーブメントである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/FIRE_%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88
FIREムーブメントは、アメリカのミレニアル世代(2000年くらいに社会進出した人たち)で流行りだして、2010年以降はインターネットを通して世界中の人に知られるようになったムーブメントのことです。
「つまんねえ会社なんかさっさと辞めて、自分らしく楽しく生きようぜ」ってことらしいです。
FIREは私が通ってる英会話学校の授業の題材にもなってたくらいなので、アメリカではかなり一般的に知れ渡っている概念なのでしょう。
ちなみにその題材では1家4人で世界中を旅しながら生活している人がいるってやつでした。子供の勉強は親が教えているらしいです。イカツすぎますよね。
ではここで、引用元の文章の意味合いを考えてみましょう。
「早期退職」はアーリーリタイアのことですよね。多くの方が心の底から願うことではないでしょうか。
「経済的独立」はなんなのでしょうか?何をもって経済的独立というのでしょうか?
ここでいう「経済的独立」とは、投資から得られる収入のみで、節制しながら残りの人生を送ることを指します。
めちゃくちゃに稼いで豪遊しながら生活を送るわけではないんですね。
で、この「節制しながらの人生」っていうのが人それぞれなわけで、それに必要なお金を考えることがFIREのキーポイントになります。
「フリーランスとして個人で稼ぐ」ことで会社に縛られない生き方もあります。具体的な方法をまとめているので、以下の記事からどうぞ!
>【会社に雇われない生き方】フリーランスのメリット・デメリットも解説
日本人が投資でFIREするには
最初に言いましたが、私は心の底からめちゃくちゃに本当にマジで死ぬほどFIREしたいです。
なのでFIREをするにあたって、一般的な方法を調べました。
アメリカ人でも日本人でもFIREに必要な条件は変わりません。以下のとおりです。
- 1年間に必要な生活費の25倍の資産を作る
- その資産を運用元本に、年間利回り4%の投資利益を得る
たとえば年間生活費が400万円であれば、1億円を貯めればOKです。
それを利回り4%で運用し続ければ、年間400万円を不労所得として得られるので全く資産を切り崩すことなく生涯を全うできるという計算です。
もちろん年を重ねるにしたがって生活費は変わりますし、利回りも変化するのであくまで理屈上の話です。
しかし元本1億円を切り崩さずに最後まで生きられる考えなので、かなり安全側の考え方でしょう。
しかもこれは全く働かない前提なので、簡単なアルバイトでもしながら資産に薪をくべ続ければ余裕だと思います。
これを現実的じゃないという人もいるでしょう。
おそらく「まず元本の25倍の資産なんかどないして作るねん」と思われるんじゃないでしょうか。
これも「投資」で作るんですね。
働いている間も節制しながら余剰資金をせっせと投資に回すのです。そうすることで資産はどんどん拡大していきます。
つまり、投資は「FIREするまでの資産を増やすため」と「FIREしたあとに配当を得るため」に必要な手段になるのですね。
日本人でFIREを達成した人について
ここでひとつ事例をご紹介します。
ついに、ついに、7年半毎日思い描いていたセミリタイアを実現しました。振り返れば、労苦ありとも実り多きサラリーマン人生でした。愛すべき豚舎を含め、全てに感謝です。
【念願】30歳で本当にセミリタイアしました。【FIRE】 https://t.co/uvR6aKuC8C
— 三菱サラリーマン@30歳セミリタイアFIRE (@FREETONSHA) October 18, 2019
三菱サラリーマンという方が、30歳にてサラリーマンから脱出しFIREを成し遂げています。
この方のブログ記事を追ってみたら本当に半端ない努力と知恵でFIREを達成したことが分かります。
- 実家に住み続ける・会社の付き合いを全て断る等で徹底的に支出を抑える
- 本業収入の8割+副業収入のすべてを高配当投資にまわす
書いてみたらめちゃくちゃシンプルなことなのですが、これを続けられるのは並大抵のことではありません。
入社初日でFIREを決意し、7年間ひたすら収入を投資に回して7,000万を作り上げたらしいです。
本当にすごいです、尊敬します。
日本人でもこんな人がいるのだと思ったら、勇気がわきます。
そもそもFIREして何の意味があるのか
一人の企業人として信念をもって働いている方には「FIREしてどうすんの?」とつっこまれそうです。
でもこれには自分なりの答えがあります。
あくまで持論なのですが、1000時間は考えたことなので、少しは参考になるかもしれません。
FIREをすることは経済的自由を手にするということです。
経済的自由を手にすることで会社に行かなくてよくなります。
会社に行かなくていいということは、会社からの時間的・地理的ありとあらゆる拘束がなくなるということです。
つまりFIREは、経済的自由を手にすることで時間的・精神的自由を手にするということではないでしょうか。
人生におけるやりたいことを増やして、嫌なことを減らすのです。
私はこれを考えに考えました。やりたいことなんて山ほどあります。たとえば
- 英語ペラペラになって世界一周したい
- ネットフリックスのオリジナルドラマを全種類全話視聴したい
- ドラクエとFFの全シリーズを1からやり直したい
- 朝10時くらいに起きて、ぼーっと1時間くらいコーヒー飲んでたい
誰もが思うような単純な夢です。一部は働きながらでもできるでしょう。でもぜんぶは無理です。
逆に嫌なことは
- 苦痛な仕事に1日8時間・週5日も拘束される
- 毎日同じ場所に通い、代わり映えのないルーティンで生きる
- 気の合わない上司や同僚と毎日会話する
今書いてるだけでもツライのに、本当によく耐えられているなと自分でも思います。
人生でやりたいことをできるだけ増やして、嫌なことをできるだけ減らすのです。
FIREしてやりたいことを全てかなえられるわけではありません。しかし、サラリーマンしているよりかは多くのことをかなえられます。
「何か社会に残る大きな仕事がしたい」というのがやりたいことなら、大企業でなければ叶わないでしょう。
でも 「社会人なんだから我慢しろ」と言っている人は思考停止しているだけだと思います。
FIREしても時間的・地理的拘束があったり、嫌な人との付き合いを完全に排除できないかもしれません。
しかし、少なくすることはできます。
少なくとも1日8時間労働が6時間になる出会ったり、週5日が週3日になるだけでも人生の幅はめちゃくちゃ広がります。
人が生きるのに大義はいりません。求められる生き方の一つとしてFIREがある。それだけのことではないでしょうか。
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しびるは必ず日本でFIREを達成します
FIREは、経済的自由を手にしてアーリーリタイアすることです。
FIREムーブメントはアメリカから広がったFIREへの認知の広がりを言います。
FIREをするには十分な資産を作り、そこから投資利益を得ることによる方法が一般的で、日本人でも達成可能です。
「働かないことを目指すなんて、けしからん」とお思いでしょうか。
そんなことはないと思います。
生き方は人それぞれ尊重されるものであるべきだと思いますし、FIREもそのひとつではないでしょうか。
私は30代で絶対にFIREを達成するつもりです。
そのために精いっぱい頑張っていこうと思います。
こちらのブログで、その過程をお伝えいたしますので、引き続きぜひともご愛読お願いします。
よろしくお願いします!
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