現場監督として働いていると、現場監督にしかわからない「あるある」に気づくことができるでしょう。
今回は、そんな現場監督として働いている人にしかわからない、よくあることについて詳しく解説していきます。
思わず頷いてしまう!現場監督あるある9選!
では早速、わかる人にはわかる、現場監督あるあるについて、詳しく見ていきましょう。
職人のギャップに安心する
現場監督というのは、様々な職人を統率する必要があります。
建設業界には、どちらかというとガテン系の人が多く、中には強面の人もいます。
ただ、現場監督はそのような人にも的確な指示を出さなければならず、内心びくびくしてしまう事も多いです。
しかし、その強面職人、ガテン系職人が思ったよりフレンドリーだったり、笑った顔が可愛かったりすると、ほっとする現場監督が多いです。
現場監督でも職人さんから怒鳴られまくる
現場監督に興味を持っていたころは、
「現場監督になれば、リーダー的存在になれる」
と思っていた人もいるでしょう。
しかし、現場監督になっても、新人の頃はガンガン怒鳴られます。
このような現実に、
「なんかイメージと違ったな」
と感じる現場監督も多いようです。
作業員のコミュニケーション能力の低さに悩む
先ほども解説したように、現場監督というのはたくさんの職人に指示を出す必要がありますし、現場ごとで統率をする職人が違ってくるケースが多いです。
そのため、コミュニケーション能力の低い職人への対応で困ってしまう事もあるようです。
例えば、
「ホウレンソウをしない職人」
「自分の考えだけで動いてしまう職人」
「すぐ怒る職人」
などです。
このような職人への対応に悩まされ、退職に追い込まれてしまう現場監督も一定数いるのです。
年中日焼け
現場監督というのは、年中屋外で仕事をしています。
そのため、基本的に1年を通して日焼けをしていることが多いです。
特に露出を防ぐことができない顔の日焼けが目立つことがあり、友人や家族から珍しがられることも多いようです。
ヒートテックに詳しい
いくら年中日焼けをしている現場監督でも、人間ですから寒さには弱いです。
そのため、冬場はヒートテックを着て仕事をしている人が多いです。
中には、同じヒートテックを何枚も持っている人や、種類の違うヒートテックを何枚も購入して、それぞれを試している人もいます。
そのため、自然とヒートテックの使用感や種類についての知識が付き、いつしかヒートテック評論家のようになっていることも珍しくないのです。
天候が原因で休みになると何をしていいかわからない
現場監督に限らず、建設業界というのは天候に左右される業界です。
そのため、大雨が降ったり、台風になったりすると、仕事が休みになることがあります。
ただ、建設業界は基本的に労働時間が長く、休みが少ないという環境下で働くケースが多くなるため、いきなり休みになると何をしていいかわからなくなるのです。
そのため、一日中寝て過ごしたり、仕事のことを考えたりして、休みを満喫できないケースも多くあります。
行政の視察が来ると緊張する
建設現場には、時として行政の人が視察に来ることがあります。
この時の感覚を別のものに例えると、
- 楽な先生の授業をいきなり担任が視察に来る
- 車を運転している時にパトカーが後ろに着く
というような感覚になります。
つまり、何もしていないのに悪いことをしているような感覚になってしまう事もあるのです。
そして、行政の人が帰ると、まだ仕事が終わっていないのにもかかわらず、
「やっと帰ったー」
と、清々しい気分になることもあります。
内容の変更を職人に伝えるのが辛い
現場監督というのは、職人と会社の丁度中間にいます。
つまり、立場的には非常に大変な仕事なのです。
場合によっては、クライアントや親元の会社から、
「個々の内容を変更してくれ」
と言われることもあります。
まだ着手をしていない作業であれば、比較的スムーズに職人へと伝達をすることができるのですが、既に着手してしまっている作業については、
「あの~、大変言いにくいのですが・」
と、変更を伝えるだけなのに、かなり気を使ってしまうようになるのです。
「仕事人間だね」と言われる
そして、友人や恋人、家族などから、
「仕事人間だね」
と言われることも多いです。
これを言っている相手というのは、悪気がないことも多いのですが、言われた現場監督は、
「好きで仕事しているわけじゃないんだけどな・」
と、傷ついてしまう事も多いです。
まとめ
現場監督にしかわからない「あるある」はたくさんありますが、中には笑えない「あるある」も存在しています。
そのため、現場監督への転職を検討している人、現場監督という仕事に嫌気がさしている場合は、精神的、肉体的に限界を迎える前に、別業界に方向転換することをおすすめします。