鉄道工事 きつい

鉄道会社にも、鉄道工事として建設系・施工管理のお仕事はあります。

私たちが普段目にしているのは運転手さんや駅員さんですが、実際に電車を走らせているのは他の部署です。

鉄道建設物は線路もそうですし、駅舎や架線、線路の基盤となる橋やトンネル等、維持管理はすべて鉄道会社の職員によって行われています。

鉄道工事に関しては、本体の鉄道会社は発注元で、実際は鉄道専門のゼネコンに発注することになるのですが。

JR東日本なら「東鉄工業」、JR東海なら「名工建設」、JR西日本なら「大鉄工業」が有名ですね。

さて今回は、この鉄道工事の施工管理を行う人たちがどんな仕事をやっているのかをお伝えしようと思います。

鉄道工事の中でも、線路のメンテナンスである「保線工事」について説明していきますね。

この記事を読むメリット

鉄道工事の中でも、線路のメンテナンスに携わる「保線工事」はどんな仕事かを知れます

働きがいや給料、ワークライフバランスについても知れます

現役の鉄道会社社員から聞いた、リアルな現場の実情をお知らせいたします。

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鉄道工事「保線」の施工管理の仕事内容

鉄道工事「保線」って実際どんな仕事なのでしょうか。

電車が走る線路をメンテナンスする仕事で、主に以下のようなことを行います。

  • 劣化したレールやマクラギ、砕石などを交換する
  • ゆがんでいるレールを元通りの諸元に修正する

考えてみたらわかるのですが、めちゃくちゃ重い電車を毎日何百台と走らせているので、材料の劣化は早くて1,2年でやってきます。

傷がついたり、摩耗したり、雨で腐食したりとさまざまです。

劣化したりゆがみのある線路の上を電車が走って、もし壊れたりしたら大変です。

脱線してものすごく大きな被害が出てしまいます。

そういうことがないよう、鉄道工事の仕事で日々がんばって線路をなおしてるんですよね。

鉄道工事「保線」でキツいところ

ハッキリ言って、めちゃくちゃきついと思います!

  • 基本的に工事は線路が走ってない夜間に行われるので、夜勤が多い
  • 電車が走っていない時間帯に工事を終わらせないといけないので、1回1回のプレッシャーが半端ない
  • 電車が走っている線路の横や、電車が走っている間合いの中で作業をすることもあり、危険と隣り合わせの作業
  • 建設業のルールや資格に加えて、鉄道独自のルールに従ったり、資格を取らないといけない

しびるの知り合いの主任の方なんて、昼間電車の走っている間合いの中で現場を調査して、夜間の短い間合いで工事を行い、それ以外の時間は会議や書類整理を行っているので、本当にいつ寝てるんだって思います

1週間くらい家に帰れないから、炊飯器を置いてる職場もあります。笑

飲み会も多いうえに、休みの日は資格勉強やゴルフの付き合いなどでつぶれてしまいます。

一緒に仕事をしていますが、みなさん「超人」のイメージがある、そんなお仕事です。

今鉄道工事に勤めている方で「やってられない!」という方には転職をオススメします。

体力も精神力も削り取られる仕事なのですから。

鉄道工事「保線」で働きがいのあるところ

やはり何万人の安全を担っているところでしょうか。

社会貢献の意味合いも強く、「自分がたくさんの人を乗せるインフラを守っている」という意識も生まれます。

線路の知識はとても特殊なので、他の誰にもない技術力をつけることだってできます。

いちど新しい線路を新設して、既存の線路から分岐させてつなぐ工事に立ち会ったことがあるのですが、百人以上の体制で敷かれた工事を夜間の列車間合いの4時間程度で終わらせたのを見た時は「まじスゲー!」と感動すら覚えました。

竣工してからの達成感もめちゃくちゃあるようで、「この仕事が好きだ」という人も結構います。

現役で鉄道の施工管理をやっている知り合いの方は、普段の施工管理に加えて積算や契約事務まで行っていたらしく、「普通のゼネコンはぬるい」といってました。

正直マジこの人鬼かと思いましたけど、それだけやりがいを感じれる人も多いんでしょうね。

鉄道工事「保線」の給料は高い

給料は平均より高いです!

ただ注意してほしいのが、基本給が高いわけではなく、残業と夜勤手当の分給料が高くなると考えたほうがいいです

働きまくっている人は25歳で年収550万くらいです。

「バリバリ働いて稼ぐぞー」という方には向いているのではないでしょうか。

昇進するには資格が必要ですが、働きまくっている中で勉強の時間を取らないといけないのでめちゃくちゃ大変だと思います。

鉄道工事「保線」の将来性はあるのかないのか

将来性はびみょうなところですね・・・

鉄道はなくならないものの、コロナの影響で確実に利用者は減少してきています。

もちろん、電車が走らなくなることはないでしょうが、工事の量は確実に減っていくかもしれませんね。

働き方で言えば、終電の時間を早めて夜に仕事できる時間を増やしたりして、日数を減らす動きも出てきています。

といっても、過酷な状況は数日数年では変わらないでしょうね。

とても若い貴重な時間、仕事の経験を積むか、プライベートを大事にするかはあなた次第です。

鉄道工事は今のところ、本当に厳しい仕事であることに変わりはありません。

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鉄道工事「保線」は好きな人・稼ぎたい人にはおすすめ

ザックリおさらいしましょう。

  • 鉄道工事「保線」の仕事はきつい
  • 鉄道工事「保線」の仕事は社会貢献の意味合いが強く、働きがいがある
  • 鉄道工事「保線」の給料は比較的高い
  • 鉄道工事「保線」は将来性のある仕事

私のイメージですが、「本当に好きな人」もしくは「バリバリ稼ぎたい人」しか無理な仕事ではないか、と思っています。

興味があれば、ぜひ鉄道工事の仕事について調べてみてくださいね!

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