施工管理 現場監督 仕事内容
せこかん太せこかん太

ゼネコンの施工管理ってどんな仕事内容?どんな日々を過ごしているのかを知りたい!

今回は実際にゼネコンで働いていた私が、「ゼネコンの施工管理・現場監督の仕事内容、どんな一日を過ごしているのか」をお教えします。

公式サイトに載っているようなスケジュールと、マジできつい実際の現場のスケジュールを2つ紹介するので、本当の実際がどんなものかがわかります。

「ゼネコンに入ることを考えている」方は、ぜひともチェックしてみてください。

この記事でわかること

ゼネコン施工管理の仕事内容がわかります

ゼネコン施工管理が、実際どんな1日を過ごしているのかをお教えします

施工管理・現場監督の仕事内容(公式)

施工管理 現場監督 仕事内容(公式)

まずは某大手ゼネコンの公式のホームページに載ってある動画から、建築や土木施工管理の1日の仕事内容をご紹介します。

【施工管理の1日の仕事内容】

7:30-7:45出社
7:45-8:00朝礼。現場の流れを全作業員に周知、安全指示
8:00-11:30作業開始。巡視・安全パトロール、建物完成までの進捗管理
11:30-作業間調整会議。専門工事会社の職長間で工程の意見を取り交わす
たぶん昼休み
14:00-15:00設計との打ち合わせ、所長への作業報告など
15:00-16:00デスクワーク。図面チェックや工程管理、資材発注、写真整理、各種調整など
16:00-17:00再び現場へ。本日の作業の進捗チェック、明日の準備
たぶん退社

公式の情報なのにすでに残業が発生している気がしますが、何のトラブルも起こらない場合はこれが基本となります。

とにかくこんな感じで、ひとつの工事に対してどんどん経験を積んでいくことでスキルアップしていきます。

多くのチームをまとめ、ひとつの建物を作るので非常にやりがいのある仕事だと言えます。

実際に施工管理はどんな日々を過ごしているのか

施工管理 現場監督 仕事内容(実際)

さて、上記では実際の建築施工管理の例を出しましたが、実際に働いている人はどんな日々を過ごすのかをご紹介します。

ちなみに私の実体験です

【施工管理の1日の仕事内容(実際)】

7:30-7:45出社
7:45-8:00朝礼。現場の流れを全作業員に周知、安全指示
8:00-9:00作業開始。巡視・安全パトロール、建物完成までの進捗管理
9:00-10:00一旦材料の発注などの調整業務
10:00-11:30現場
11:30-14:00専門工事業者との作業調整・打ち合わせ。
14:00-14:40昼休み。職人さんとのコミュニケーションの場でもある
14:40-17:00現場および打ち合わせ、作業進捗チェック、明日の準備
17:00-17:30所長への作業報告など
17:30-22:00デスクワーク開始。図面チェックや工程管理、資材発注、写真整理。トラブルに対する調整業務など
退社(職場によってはここから終電まで飲みに行くこともある)

こんな感じです。

繁忙期はこれが月~日の毎日です

よく「プライベートがない」と言われる業界ですが、マジで本当に建設物をつくることにやりがいを持たないとやっていけないと思います

特にトラブルは日常茶飯事で、その対応のための業者発注や材料発注に追われます。

また、発注書の作成などめちゃくちゃ書類業務も多いので、デスクワークの量も膨大です。

建設業で働くためにいちばん大事なのは「やりがい」

建設業で働く上でいちばん大事なのは「やりがい」です。断言します。

ワークライフバランスを求めるのであれば、他の業界に行ったほうがいいです。

ただ、建設業も働き方の改善が進んでいるので、他の業界と同じく普通に定時で帰って週二日休めるのも未来にはあるかもしれません。(何十年後になるかはわかりませんが)

下の記事で詳しく解説しておりますので、あわせてどうぞ。

あともうひとつのモチベーションは、給料ですね。

ゼネコン大手は一般の日本の平均年収と比べても、めちゃくちゃ高い水準です。

もし今働いていて「ゼネコンが嫌だ」という人は、転職を考えてみてもいいかもしれませんね

「やりがい」をとるか「給料」をとるか、それとも「ワークライフバランス」を取るかはあなた次第です。

より良い職業人生を歩んでくださいね。