建設業は20代会社員にとって、全産業の中で最も不人気な職種です。
自分も建設業で働いてたけど、そりゃそうだろ!って思う
今まさに建設業で働いている方は「建設業は時代遅れすぎるよ…」とも思っているのではないでしょうか。
今回は、なぜ建設業界が不人気業界になってしまうのか、そしてそれを解決する方法を考えたのでご紹介します。
- なぜ建設業は不人気なのか
- 建設業が不人気から脱出する方法
- 建設業に携わる若者がとるべき行動3選
建設業に携わっているで自身のキャリアに悩んでいる人にとっては、この記事が必ずヒントになることでしょう!
建設業で働いている方で「このままでいいのだろうか。」と強く悩んでいる方もいるのではないでしょうか。私もそういった人間の一人でした。あまりにも強い悩みを持っているのであれば、何かの役に立つかもしれませんので、以下の記事を合わせて読んでみてくださいね。
建設業が「働きたくない」不人気業界である理由
15年もやったけど早く解放されたい
建設業で働きたくない— グラーベ (@isinohito005) July 31, 2021
上記のような口コミはもはや社会の縮図であり、建設業の評判の悪さは建設業従事者じゃない人にとっても明らかです。
図:業種別の後継者不在率推移(全国企業「後継者不在率」動向調査(2020年)より作成)
上の表は全国の「30代未満」の後継者不足推移を業種別に表したものですが、70%を超えている業界は建設業界だけです。
これが何を意味するかというと、高齢化率が高くなった結果、近い未来に人手不足が深刻化し、業界で働く人間がさらなる負担を強いられることになるということです。
近い将来というか、建設業に関しては既に人手不足が顕著なので、もう手遅れなのかもしれませんし。
人手不足?
安い賃金に危険、汚い、きついの3K以上だから誰も希望してこないからでしょ?そこに、外国人労働者を受け入れればワンちゃんある!
という発想がおかしいまた、そういう要望を元に作ったおかしな制度も問題
—
人手不足に悩む中小企業から要望があがっていた技能実習生の期間延長— ジェームズ (@arouser_james) August 13, 2021
また建設業は「危険」「汚い」「きつい」の3Kで、ただでさえホワイトカラー志向の若者に嫌がられる上に、超低賃金で働かされるという目も向けられない状況です。
こういったイメージが若者に付きまとっているからこそ、イメージを変えていかなければならないのですが…
建設業界というのは、若者離れが非常に深刻化しています。そんな若者離れが進んでいる建設業界に居座り続けること、ましてや転職するのは得策なのでしょうか。 結論、若い人は建設業やめとけ、です。この記事では、その理由を4つ述べております。
建設業界のイメージが悪いのは本当なのか
建設業界のイメージが世間と離れていることは上記で理解できたかもしれません。
では、建設業界はイメージよりも実際環境がいいと言えるのでしょうか。
私は、それでも建設業界はイメージ以上に環境が悪いと断言します。
- サービス残業や休日出勤など違法労働の横行
- 「きつい」「汚い」「危険」の3K
- 建設業従事者全体の高年齢化
- 令和になっても昭和の体質が抜け切れていない
これらはイメージではなく、実際に建設業でまん延している諸課題です。
「建設業界は働く人を増やしていく」と国が主導でやってますが、今のままでは絶対に人なんか集まってこないと思います。
不人気を脱出するには、やはりITによる業務効率化や、厳しい労働環境の改善、若者・女性の多様な働き手の確保とアピールが必要となってくるのでしょう。
「建設業は終わってる」と言う人がいます。この記事では、暗い未来と地獄の激務をご紹介しております。明るいと言われている未来さえ、本当にそうなのか疑わしいです。今の生活が嫌だという方は、建設業からすぐに脱出すべきだと言えるでしょう。
建設業が「働きたくない」不人気業界から脱出する2つの方法
建設業界が「働きたくない」と言われないように、不人気業界から脱出するには、以下の2つしかありません。
- めちゃくちゃ労務費を上げて、めちゃくちゃ稼げる職種にする
- 超業務効率化させて、超ホワイトな業界にする
この2つについて、詳しく解説します。
めちゃくちゃ労務費を上げて、めちゃくちゃ稼げる職種にする
もう給料を倍くらいにしないと人は集まってこないでしょう。
「キツい」「汚い」「危険」の裏側には「給料が安い」というのも隠れているのですから。
毎日夜遅くまで、しかも休日返上で働くなんて年収500万円もらっても足りないくらいです。
せめて1,000万くらいないと。
結局、世間で人気の企業は「給料が高い会社」です。
建設業に高給のイメージを持たせないと、なかなか難しいかもしれませんよ。
超業務効率化させて、超ホワイトな業界にする
「給料が高い」と同じく人気になる要素は「仕事が楽」っていうところでしょう。
たいていの人はこのどちらかに分かれます。
つまり、建設業を超業務効率化させて超ホワイトな業界のイメージを作ってしまえばいいのです。
今のご時世、週休3日とか、日ごとの労働時間6時間とか、1カ月の夏休みとか言っている企業がある中で、週休2日を目指すなんてめちゃくちゃ時代遅れですよね。
どうにかして一人の負担を減らさなければならないのですが、そもそも若者が入ってこないので解決不可能な課題なのですが…
ゼネコンの施工管理は労働時間が長い職種のイメージがありますが、ホワイト企業はあるのでしょうか。この記事では1万4,000人以上の口コミを集めて、ゼネコン104社のガチのホワイトランキングをつけていますので、ぜひチェックしてください。
建設業に携わる若者がとるべき行動3選
これまでを踏まえて、実際に私たち建設業に携わる人がどういうマインドを持って建設業で働いていくべきかを考えましょう。
やりがいを持って死ぬほど働く
建設業でやりがいを持って働くのです。
大きなものづくり、街を作っていく仕事、やりがいを持って働く人はたくさんいます。
キャリアアップも考えて、昇給やより規模の大きな転職をして人生の階段を上っていくのです。
もしくは、上記で紹介した建設業の地位向上(給料アップやホワイト化)のために、会社をおこしたり政治家になればいいのです。
そうすれば、厳しい建設業界でもしっかりと働いていけるでしょう。
生活のためにひたすら耐える
きびしい建設業界ですが、一般的に高い給料がもらえる業界でもあります。
「自分はいい給料をもらえている」と割り切ってひたすら厳しい世界で耐えながら生きるのもありです。
私らの先輩たちがやってきたことですしね。
そういうマインドで働いている人は私の周りにはたくさんいます。
結婚して、子供を産んで、ローンを組んで、家族のために歯を食いしばって働くかっこいいパパです。
ほとんどの人は仕事が楽しいと思ってやっていないのは事実なのですから、それは全く変なことではないと思います。
この記事では現場監督職の彼氏と付き合っている、または結婚予定の女性の方に、現場監督と結婚する場合に覚悟しておくことをお教えしようと思います。現場監督は安定した給料が強みですが、その代わり大変なこともたくさん。この記事を読み理解しましょう。
さっさと建設業界から抜け出す
最後の選択肢は、さっさと建設業界から抜け出すことです。
上記で「建設業が不人気業界から脱出する2つの方法」を述べましたが、はっきり言ってそんな苦労をする必要があるのでしょうか。
不屈の精神で業界という大きいものに立ち向かっていかなければ変えられないのです。
そう考えると、さっさと建設業界から抜け出して、安定したホワイトな業界に転職するという手は大いにアリです。
私も転職しましたし、私の周りの転職した同僚もみんな口をそろえて「転職して良かった」と言っています。
私は建設業界からデベロッパー企業に転職しましたが、給料も労働環境も大きく改善しました。
ご興味があれば、リクルートエージェントなどの転職エージェントでいちどカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
しびるもリクルートエージェントを使って転職しました。
今は売り手市場でどこの業界も人手が不足していますし、自分の考えをまとめたりとしっかりサポートを受けられるのでおすすめですよ。
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20代がいちばん働きたくない業界が「建設業」なのは納得な理由がある
建設業は世間から思われているイメージ以上に、法外な残業や「きつい」「汚い」「危険」な仕事、将来の後継者不足に悩まされており、若者が就業を嫌がる理由も非常に納得です。
特に高齢化と後継者不足はすでに現実となり、今後も進行していくことから、次世代に多大な負担が強いられます。
つまり、若い人が建設業界に居続けるのは非常に危険だということです。
将来を本当に考えるのであれば、建設業界から脱出すべきです。20代の方は、転職エージェントに相談して早く転職を決めましょう。
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建設業界から抜け出して、ほんと毎日ハッピーだわ
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