竹中工務店は建築を志す者の憧れだよね。あー入りたい!
竹中工務店は大阪本社を構える、建築特化のスーパーゼネコンです。
歴史も古く、創業は江戸時代にさかのぼります。
日本のランドマークになるような建物をたくさん生み出してきた企業なだけに、私が大学の時の建築学生たちも憧れが強かった印象です。
今回はそんな竹中工務店の、年収や売上、仕事内容などをまとめました。
竹中工務店の年収についてわかります
竹中工務店の売上についてわかります
竹中工務店の社風や仕事内容についてわかります
竹中工務店の採用・転職事情についてわかります
竹中工務店以外のスーパーゼネコンについても企業分析しています↓
竹中工務店の年収
それではさっそく、竹中工務店の平均年収をご紹介します!
- 2017年:1,001万円
- 2018年:1,029万円
- 2019年:1,043万円
(参考:https://www.takenaka.co.jp/corp/bspl/index.html)
過去3年間で1,000万越えです!
建設業界のトップクラスはもちろん、日本の平均年収(441万円)の倍以上もらえますね。
さすが建築分野トップ企業といったところでしょうか。
大阪本社の企業なら間違いなくトップ10に入る年収です。
竹中工務店の売上
続いては、過去三年間における竹中工務店の売上高です。
- 2017年:10,066億円
- 2018年:10,430億円
- 2019年:10.539億円
(参考:https://www.takenaka.co.jp/corp/bspl/pdf/2019_82.pdf)
公共投資が堅調に高まりつつある昨今において、竹中工務店の建設事業の売り上げはどんどん増えていっています。
「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」という経営理念のもと、素晴らしい作品を余念なく作り続けている実績のたまものです。
近年の実績は国分寺駅の再開発や武田薬品ビル、大阪中之島の再開発にシンガポールのチャンギ空港などで、多くの作品を世に送り出しています。
竹中工務店の社風・仕事内容
竹中工務店の社風・仕事内容はいったいどのようなものでしょうか。会社で働く人たちの口コミを見ていきましょう。
(参考:openwork)
悪い口コミ
- やりがい、達成感はプロジェクトや配属先による。実際の業務内容はほとんどが忍耐(営業)
- 人事評価が年功序列なので、若いころはいくら能力があっても給料は上がらない(施工管理)
- 体力がない人は仕事についていけない。モチベーションは次第になくなっていく(設計)
やはり他のゼネコンと同じく、体力勝負・忍耐の部分が大きいかもしれません。
一大プロジェクトに携わるスーパーゼネコンは、しかたない部分ではあるのでしょう。
人事評価が年更序列らしいですが、30代後半あたりから差がついてくるようです。
良い口コミ
- 都会のシンボルになる建築物にかかわれる。本当にチャンスがたくさんある会社(設計)
- 激務かもしれないが、とにかく従業員を大切にしてくれる会社。やりたいことはどんどんやらせてくれる(施工管理)
- 会社で定められたルール以上に、個人の自由を尊重してくれる。自己裁量権は大きい(施工管理)
良い口コミですねー、めちゃくちゃ入社して働いてみたい!
とにかく激務であることは変わりないようなのですが、とにかくやりがいのある仕事・個人の尊重が優先されるようです。
これは、竹中工務店が非上場企業であることも考えられます。
営利を第一目的としないことから、とにかく「良いもの」を作ることにこだわれるのです。
OpenWorkでも建設ゼネコンの口コミ評価がトップでした。
竹中工務店はゼネコンの中のホワイト企業と過去の記事でお伝えしましたが、「やりたい夢をかなえられる」という意味でホワイトなのでしょうね。
ホワイト企業について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
ゼネコンの施工管理は労働時間が長い職種のイメージがありますが、ホワイト企業はあるのでしょうか。この記事では1万4,000人以上の口コミを集めて、ゼネコン104社のガチのホワイトランキングをつけていますので、ぜひチェックしてください。
竹中工務店の事業について
「想いをかたちに 未来へつなぐ」というキャッチコピーをもとに、とにかくデザイン性の高い建築物を世に送り出しています。
建築物の品質に対するこだわりは半端なく、有名な建築家を多数輩出。
これから画一的なまちづくりでなく、個性を大事にしたものづくり・都市開発が行われていくので、竹中工務店の事業は素晴らしく価値あるものとなっていくことでしょう。
なお建物を作る建設事業に加えて、リゾート開発やオフィステナント事業なども行っています。
竹中工務店の採用・転職情報
次は竹中工務店の採用・転職情報をご紹介します。
学生は新卒採用、中途入社はキャリア採用と採用枠に分けてお教えしますので、入社を考えている方はぜひともチェックしてみてください。
【募集職種】
- 技術系:建築施工・建築技術・プロダクト(施工図)、建築設計・環境設計、構造(設計・解析)、インテリア、設備(設計・施工・プラントエンジニアリング)、建設機械、研究開発、プロジェクト開発、情報システム開発 など
- 事務系:営業、施工事務、工務、資材調達、総務・人事、法務、財務・経理、プロジェクト開発
海外含め勤務地が定まっていない全国採用と、勤務地を固定できる地域職に分かれます。
新卒採用
新卒採用の方は、毎年200~250人程度が採用されています。
技術:事務で8:2くらいの割合です。
初任給は修士で26万円、大学卒で24万円になります。
基本的に専門は建築を勉強した人になりますが、事務系であればそれに限りません。
「主体的」で「創意工夫ができる」、「誠実」かつ「情熱」と「覚悟」、「粘り強さ」を持つ人が求める人物像です。
やる気をガンガンに出していきましょう!
キャリア採用(転職)
即戦力のキャリア採用は、「5年以上の実務経験」や「1級建築士」が必須となるかなり厳しい条件です。
それほど竹中工務店の壁は高いと考えてください。
建築・設備系の施工管理、設計および営業職が募集されています。
マネジメント層も募集していることから、入社できればかなりの地位が約束されているでしょう。
なかなか入社は難しいですが、チャレンジする価値はあるでしょう。
まとめ
今回は日本の建築の雄、竹中工務店についてご紹介しました。
給料は日本国内でトップクラス、売り上げも堅実に増加しています。
とにかくものづくりへのこだわりが強く、時代にマッチした社風は今後も衰退することなく続いていくでしょう。
「激務」という声はあったものの、「個人の尊重」はそれ以上に強いという感覚です。
あなたも一度竹中工務店の施工実績を調べてみては。
「こんなに素晴らしい作品ばかり」と驚くこと間違いなしですよ。
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この記事を読んだ方は、スーパーゼネコンの年収や特徴を知りたいのではないでしょうか。スーパーゼネコンなら、年収は高く、福利厚生は充実していて、規模の大きなやりがいのある仕事をできます。この記事では、国内のスーパーゼネコン5社の平均年収と売上、特徴をまとめています。
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