命令



社長に、社会保険を加入したくないから
一人親方としてやれと言われました。

(中略)

そして、確定申告も誤魔化してやれば
色々安く済むからと言われました

(中略)

ムカつくのでもう辞めようと思っています

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10176212610

社会保険の未加入は、建設業界では「ルールの抜け道」として常態化している問題です。

なぜかというと、工事業を請負う場合の他社との競争で非常に有利となるからです。

たとえば同じ内容の工事を、同じ品質・工期でできるA社・B社がいたとします。

A社は100万円を、B社は90万円を提示してきたとなったら、迷わずB社が選ばれるでしょう。

しかし実際は人件費の一部である社会保障に加入しないことによって、同じ人数でもその分の金額を浮かせられるのです。

一人親方の場合は、国民年金・国民健康保険に加入するように指導されていることから、逃げ道として利用されている場合もあるのです。


施工管理 向いてない


建設業はただでさえ3Kと言われている業種であるにもかかわらず、「社会保険制度すら整っていない業界」として若手人材からかなり敬遠されています。

医療・年金といった公的保障がなくなるのは、人材確保の観点からはディスアドバンテージしかないのです。

そういったことから、国交省が対策を挙げて社会保険未加入業者の徹底的な排除に動き出しています。

行政をはじめとする発注者、そして元請けについては、社会保険未加入業者への発注をしないことが指導されています。

建設キャリアアップシステム制度によって、すべての建設業従事者の社会保険加入状態が見える化されています。

未加入業者はコンプライアンス違反につながり、仕事を請負えなくなる恐れもあるのです。

元請けとの契約では、社会保険料は「法定福利費」として契約に入れ込むことができるので、工事業者が損することはありません。

まけろとぬかす元請けがいれば、建設業法違反としてリークしてやりましょう。

一人親方という口実でも労働者として働いている実態があれば、過去にさかのぼって追加徴収されるでしょう。

もし自分の会社が社会保険の加入をしぶるのであれば、労働基準監督署に相談しましょう。

不正のない誠実な社会になることを願っています。