つらい、しんどい。もう建設業辞めたい・・・
こんな風に、建設業で働いている人の中には「もう辞めたい」と感じている人もいるでしょう。
ただ、辞めたいと感じても、どうすればいいかわからず、行動に移せていない人も多いはず。
そこでこの記事では、建設業を辞めたいと感じた人が試すべき3つの対処法について詳しく解説していきます。
建設業は苦しい世界です。施工管理は苦しんで、苦しんで、苦しんでなんぼの職業です。この記事では、建設業界がどれほどクソな業界かを説明しています。脱出してください。必ずあなたの人生が変わります。具体的な脱出方法も示しているので、ぜひ見てください。
建設業を辞めたいと考える人が多い5つの原因
建設業を辞めたいと感じた人が試すべき対処法を解説する前に、まずはなぜ建設業を辞めたいと感じるのかを考えてみましょう。
あなたがなぜ建設業を辞めたいのか、その理由が見えてくるはずです。
労働時間が長く、休みが少ない
建設業界というのは、労働時間が超絶的に長く、なおかつ休みが少ないというハードな労働環境となっています。
特に工期が迫っているタイミングや、悪天候が続くなどトラブルが起きた場合は、残業がとてつもないことになるため、寝るためだけに家に帰る生活なんてことになってしまいます。
建設業界は週休1日が通例のため、連休を取るなど到底無理であり、プライベートを充実させにくいというデメリットもあるのです。
このようなことから、建設業を辞めたいと感じる人が多くいます。
休んでしまいたいほど仕事が辛い現状ではありませんか?私は過去、会社の激務に追われて適応障害になり、休職に至りました。この記事では、休職に至った経緯と休職して良かったことをお話しします。同じような境遇の方に「一旦休む」勇気を持ってほしいです。
サービス残業が当たり前で給料が安い
「残業が多いのであれば稼げるじゃん」と思う方もいるでしょうが、実際は残業代なんてまともに出ません。
特に小さい建設会社などは、残業代を出している余裕なんてほとんどなく、サービス残業が当たり前になっていることもあります。
ということで、建設業界は一見給料が高いように見えますが、時間当たりの給料はめちゃくちゃ安くなります。
時給計算をしてみるとアルバイト並みの給料になることも多いです。
このような環境でしばらく働くと、どんどん心と体が疲弊し、モチベーションも下がり、辞めたいと感じるようになってしまうのです。
会社からの「残業するな」命令は、現代の私たち労働者を最も悩ませている問題ではないでしょうか。働き方改革が急速に進んだ昨今、人手不足のまま仕事が効率化されることはなく、残業を減らそうという想いだけが先行しています。この記事では、そんな悩みを持つ方へ解決策を提示していきたいと思います。
気性が荒い人が多い
建設業界の職人さんはガテン系の人が多く、気性の荒い人もたくさんいます。
そのため、現場ではガンガン怒号が飛び交っています。
仕事の内容によっては命にかかわる可能性もあるため、緊張感は高めなければならないのです。
現場監督にも平気で言ってくるので、怒鳴られる事に慣れていない今どきの人からするとかなり苦痛に感じてしまいます。
今回は、建設業界特化型転職エージェントであるRSG Construction Agentを紹介します。転職は、方法次第でキャリアアップにもキャリアダウンにもなる人生の分岐点です。特に建設に限らず、特定分野の転職は慎重に行わなければなりません。この記事であなたのキャリア構築に役立ててください。
ものすごく神経を使う
建設業界、特に施工管理は安全や工程、品質管理と非常に神経を使う仕事です。
設計図は緻密に確認しないと後から大変なことにもなり、ミリ単位で調整をすることもあるのです。
こういった細かい作業が毎日夜遅くまで続くので、精神的に非常にきついものがあります。
特に人手不足に陥っている場合は、一人あたりの作業量が多くなるため、かなりの集中力と手際の良さが求められます。
このような労働環境に疲れを感じ、辞めたいと感じてしまう人も多いのです。
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将来の不安
建設業界は、現状の人手不足が顕著な業界です。
さらに将来にわたっても人が減っていくことが確実な業界でもあります。
そういった状況の中で、
「年をとってもこの仕事続けられるのか?」
「この仕事で家族を安心させることはできるのか?」
という不安を感じる人が建設業界から離れていくことが多いのです。
「建設業は終わってる」と言う人がいます。この記事では、暗い未来と地獄の激務をご紹介しております。明るいと言われている未来さえ、本当にそうなのか疑わしいです。今の生活が嫌だという方は、建設業からすぐに脱出すべきだと言えるでしょう。
建設業を辞めたいと考える人が試すべき3つの対処法
上記で上げた理由を読んで「やっぱり建設業を辞めたい!」と思った方は、以下の対処法を実践してください。
- 労働基準監督署に相談する
- 転職をする
- すぐに退職してしまう
以下で詳しく解説していきます。
労働基準監督署に相談する
あなたのいる会社がブラック企業の場合、まずは労働基準監督署に相談をするという方法をとりましょう。
ブラック企業かどうかは、以下の基準を参考にしてください
- 残業が多い
- 休日出勤が多い
- 残業代が支給されない
- 辞めたいのに受け入れてもらえない
すでにブラック企業に対してはしっかりと刑事罰となる法整備がされています。
労基に相談をする事で何らかのアドバイスや対処をしてもらえるでしょう。
ゼネコンの施工管理は労働時間が長い職種のイメージがありますが、ホワイト企業はあるのでしょうか。この記事では1万4,000人以上の口コミを集めて、ゼネコン104社のガチのホワイトランキングをつけていますので、ぜひチェックしてください。
転職をする
転職をして今の状況抜け出してしまうというのも1つの方法です。
ホワイトな建設会社に転職をするというのも手ですが、倍率が高いうえに業界全体で人手不足な状況なので、なかなか今の悩みを解消できる可能性は低いでしょう。
私は違う業種への転職を成功させました。
それによって今までの悩みを解消することができ、モチベーションを維持しながら楽しく働けるようになったので、気になった方は以下の記事をご覧ください。
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退職してしまう
転職活動をする時間がないほど追い詰められているのなら、先に退職してしまいましょう。
収入がなくなるリスクがあるものの、しばらくは雇用保険によって生活が保証されるのですぐに辞めても当面は問題ありません。
追い詰められている状況のまま働いている方が危険です、すぐに退職届を出すか、退職代行に相談してみましょう。
社会人になって数年。今の会社で「こんなはずじゃなかった」という思いを抱えたまま働いているという方は多いのではないでしょうか?「会社を辞めたいけれど、上司が怖すぎてなかなか切り出せない」という方は、この記事で紹介する退職代行を利用してみてください。
建設業を辞めたいなら取るべき行動を明確化しよう
建設業界を辞めたいと思っている人はたくさんいますが、まずはなぜ建設業界を辞めたいのか考えましょう。
建設業特有の問題は、他の業界にはないものが多いので、他業界に行けば解決する可能性も高くなります。
しかしそう言われてもどうすればいいかわからず、中々行動に移せていないかもしれません。
そんな時はここで紹介した「労働基準監督署に相談する」「転職をする」「すぐに退職してしまう」のいずれかの方法をとりましょう。
あなたの人生はあなたのものです、他人に左右されないよう勇気を持って一歩を踏み出してください。
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