デベロッパー 年収 比較

今回は大手デベロッパー企業の年収を比較します。

不動産事業として都市開発を進めて街を活性化させるデベロッパー。

実際に街を作るゼネコンに対して、デベロッパーは開発の企画全般になります。

そのため街づくりの主導権を握って引っ張ることになるので、非常にやりがいのある仕事です。

そんな中でも、社会的な影響力の強い大手デベロッパーの年収をランキング付けしました。

この記事を読んでわかること

大手デベロッパー企業の年収がわかります

ランキングされたデベロッパー企業の特徴がわかります

スーパーゼネコンの年収ランキングはこちら↓

鉄道会社の年収ランキングはこちら↓

エンジニアリング企業の年収ランキングはこちら↓

大手デベロッパー企業の年収ランキング

デベロッパー年収ランキング

以下が大手デベロッパー企業の年収ランキングです!

多すぎてもいけないので、今回は平均年収トップ5をランキング付けしています。

ランキング会社名平均年収平均年齢
1位ヒューリック1,418万円40.3歳
2位住友不動産1,205万円42.6歳
3位三菱地所1,190万円40.8歳
4位野村不動産1,188万円39.6歳
5位三井不動産1,141万円41.2歳

(https://toyokeizai.net/articles/-/209838より)

1位はヒューリックでなんと1,418万円

新卒から全社員合わせた平均年収ですよ、とんでもない金額ですよね。

ちなみに引用元の就職四季報プラスワンによると、表中のすべての企業が日本企業のトップ20に入ります

日本のすべての企業の中のトップ20に、デベロッパーが軒並み入っているのです。

トップ5には入りませんでしたが、東京建物森ビルなども年収1,000万ごえで日本企業でトップクラスです。

それほど年収が高い職種なので、就活で超人気業界なのもうなずけますね。

ランキングされたデベロッパーそれぞれの特徴

デベロッパーの特徴

それでは、ランキングされたデベロッパーそれぞれの特徴をお教えします。

不動産事業開発も企業によって色があり、面白いですよ。

三井不動産

三井不動産は過去70年間において一貫して売上高1位、日本最大の不動産企業です

三井住友銀行や三井物産などに代表される三井グループ、名前だけでもとても上流な雰囲気が漂っていますね。

オフィスビルなら「霞が関ビルディング」、商業施設なら「三井アウトレットパーク」、リゾートなら「東京ディズニーリゾート」(京成電鉄等と出資)と日本の不動産開発の先頭を走ってきました。(他にも紹介しきれないほど有名どころがたくさん!)

三菱地所は丸の内という強力な収益基盤がありますが、三井不動産は幅広く「新しいまちづくり」をしています。

「東京ミッドタウン」や「柏の葉スマートシティ」などがその成功例で、三井不動産は多くの街を活性化させてきました

やりがいある仕事ができる、オンオフがはっきりしているなど、ホワイト度も高いです。

平均勤続年数も12年で、とてもいい企業ですね。

三菱地所

三菱地所は、三井不動産に次ぐ業界2位の不動産事業者です。

「東京丸の内ビルディング」に代表されるように、東京の丸の内地区に関しては、ほぼ三菱地所が作ったといってもいいほど全体の都市計画に関わっています

関西では大阪市北区の「グランフロント大阪」に関わっており、三菱地所がランドマークとなる大型ビルを建てていることも多いです。

他にも海外投資を進めるなど、攻めの姿勢は強いイメージ。

ちなみに三菱地所は、平均年収1,000万円越えかつ、3年後定着率が100%、平均勤続年数が17.1年というホワイト度です。(https://toyokeizai.net/articles/-/256368)

三井不動産と同じで「高給ホワイト」の印象が強く、就活でもかなりの人気を誇る企業です。

ヒューリック

ヒューリックは、日本企業の中でも3位という驚異的な平均年収を誇ります。(https://toyokeizai.net/articles/-/209838)

東京23区のオフィスビルを中心とした不動産開発を行っている企業です。

なぜヒューリックがデベロッパーの中で年収1位になったのかというと、2013年頃から景気回復の影響を受けて業績がどんどん上がっていったからです。

その業績が社員にボーナスなどで還元されたことで、年収が上がったんのですね。

ただし三菱地所など、他のデベロッパーと比べると離職率が高いことから、社員の働き方には課題が残る企業かもしれません。

2008年ごろに起きた、リーマンショック(地価の大暴落)の影響がいちばん大きかったのはヒューリックと言われています。

事業の安定性で言えば、やはり三井や三菱の方が勝っているでしょう。

住友不動産

住友不動産は分譲マンションや賃貸に強く、マンションの戸数は日本最大規模を誇ります

オフィスビルや商業開発がメインの他企業に比べて、独自のブランドがあるのが強みですね。

いい品を作り、地道に営業するというスタイルを一貫しており、ブランドも相まって高い収益率を誇ります。

ちなみに住友不動産も、年収1,000万越えで3年後定着率100%の「高給ホワイト企業」です。(https://toyokeizai.net/articles/-/256368)

派手な動きはなくても確実に世の中に価値を提供する住友不動産、魅力的に思う方も多いのではないでしょうか。

野村不動産

野村不動産は、野村証券グループの不動産会社です。

分譲マンション領域は強く、独自ブランドに「PROUD」などがあります

PROUDは都市部を中心とした高級住宅のブランドで、高所得者層から支持を受けています。

ステキなテレビCMを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

また、今後の持続可能な社会を念頭に入れた「コンパクトシティ」を事業展開に掲げています。

理念に共感できる方は、ぜひとも野村不動産に挑戦してみましょう。

高給ホワイトのデベロッパーに就職転職するには

一般的に高給ホワイトと呼ばれるデベロッパー企業。

就職・転職するには、以下のようなそれ相応の実績・スキルが必要です。

  • 宅地建物取引士など不動産系の資格
  • 技術士や建築士など技術系資格
  • TOEICなど英語スキル

求められるスキルが高いからこそ活躍できるし、高い年収をもらえるのです。

詳しくは以下の記事に書いています↓

私の友達には、ゼネコンからデベロッパーに転職した人がいます。

「給料もよくなって、休みも増えた」らしいので、目指してみる価値は十分あるでしょう。

大変な道のりかもしれませんが、ぜひ頑張ってみてくださいね。

転職を考えている方はこちらをどうぞ↓

↓ご覧いただきありがとうございます。ぽちっと応援いただけたら嬉しいです
にほんブログ村 転職キャリアブログ 転職・転職活動へ
にほんブログ村