春から建築の施工管理職に就職します!やりがいを持って楽しくお仕事させていただきます!
ちょっと待ってください、その「やりがい」って何ですか?
新社会人の方に言いたいのは「やりがい」だけで職を選ぶのは危険だということです。
毎日頑張って働いていたら、「自分って何のために働いているんだろう」と思ってしまいます。
施工管理は、最初の想いとは裏腹にやりがいを見失っている人が多くあるのです。
なぜそうなってしまうのか、今回の記事では「施工管理のやりがい」と「やりがいをなくす瞬間」をご紹介します。
やりがいをなくして自分の目的を見失っている人に再認識してもらうためにも、ぜひ見ていただきたいです。
施工管理の仕事のやりがい4つ
早速、施工管理がやりがいを感じる瞬間について解説していきます。
施工管理を始める方は、こういう事を思い描いているはずです。
今施工管理職だという方も思い出しにもなりますので、モチベーションアップのためにもぜひ見てください。
巨大なモノを作り上げられること
建設物というのは、数あるモノづくりの中でも最も規模が大きいものです。
それこそ家電製品とか、車とは比べ物になりません。
大成建設が「地図に残る仕事」をうたっていますが、それこそ地図に載るようなものを作れるのは建設業だけです。
「自分はこんなにスケールの大きな仕事をしているんだ」というのを念頭に置いて、誇りをもって仕事に打ち込めればやりがいが生まれるでしょう。
チーム全体で協力してつくるところ
施工管理は現場のリーダー的存在であり、また施工管理ほどチーム力が問われる仕事はないでしょう。
工事が始まると専門業者さんの管理から進展状況の管理、材料管理や会社とのやり取りなど全てにおいて責任が生じます。
数多くの専門工事業者を束ねて、建設物を作り上げていく過程は本当にやりがいがあるものです。
「みんなが協力して一つのものを作る」ことの楽しさは施工管理ならではでしょう。
ものができあがった時には、大勢で喜びを分かち合えます。
ち密な調整を行えるところ
施工管理はち密な調整を行います。工事を無事に成功させてなんぼの職業です。
細かい仕事が好きな人は、本当にやりがいのある仕事です。
テストで100点を取るように、ミスすることなく建設物を完成させるところにやりがいがあります。
これができる人は、現場の人や上司などから本当に頼られて評価される人が多いです。
逆を言うと、工事が進む過程で、ミスが起こったり、職人がけがをしたりすると、施工管理者の責任にされてしまいます。
目に見えて社会に貢献できていること
建設物を作った後は、人の生活の基盤になります。
自分が作ったものを多くの人が利用していることが目に見えるので、社会貢献性が非常に高い仕事であるとも言えます。
工事が無事に終了し、職人や会社、クライアントから、
「あなたのおかげです」
「君に任せてよかった」
と言ってもらうことができれば、言葉には言い表すことができなくらいの充実感を味わうことができるのです。
仕事を通して、自分のスキルを社会に還元することこそ、やりがいにつながるというもの。
これを頭に入れておけば、ツラい施工管理の仕事も頑張れるかもしれませんね。
施工管理の仕事にやりがいをなくしてしまう理由3つ
逆に、施工管理の仕事にやりがいをなくしてしまう理由をご紹介します。
あなたはもしかしたらそういう状態に陥っているかもしれません、一度ここを見て自分を見つめなおしてみてください。
自分の意見がもてない
施工管理って、なかなか自分の意見を通しづらいですよね。
上司の意見、下請けの意見、施主の意見、果ては近隣住民の意見まで、色々な人に振り回されるのが施工管理職というものです。
つまり、上と下の板挟みになるということです。
例えば、上司やクライアントから、「この部分の工事内容を変更してくれ」と言われたとします。
それを職人さんに伝えると「そんなの聞いてねーよ」と文句を言われることもあります。
人の意見に振り回されていると、次第に「自分の意見」がなくなります。
裁量権がなくなると、途端に仕事のやりがいがなくなってしまうのです。
自分の譲れないこだわりを見つけて、頑張って意見を通してみるのがこの状況から脱出する方法です。
細かいことを気をかけるのに膨大な時間を取られる
施工管理の仕事は本当に細かいです。
工期があるので手戻りは許されないですし、品質管理でヘタな仕事はできません。
なにより安全確保のための一切の妥協は許されないのです。
他の仕事なら「いいんじゃね?」みたいな仕事でも、施工管理は絶対に手を抜けません。
常に100%を取らないといけないような、針の穴を通すような仕事では、チェックチェックの毎日でやりがいが生まれないのです。
この膨大な管理の時間こそ、施工管理がブラック職種と言われる理由でもあったりします。
平日は夜遅くまで働かないといけませんし、場合によっては休み返上で働かなければならないこともあります。
そもそも建設業界自体が休みの少ない業界ですので、プライベートを充実させられない可能性が高いのです。
誰かに委任したり、チェック作業の効率化自体にやりがいを生み出すことで、この問題は解決できるかもしれません。
忙しくて業務改善を考えたり勉強する時間がない
施工管理はかなり忙しいです。
したがって仕事の醍醐味ともいえる「業務改善」を行う暇がありません。
ただ目の前のタスクを処理していく毎日に、やりがいをなくしてしまいます。
さらに勉強する時間もないので、キャリアアップはかなり難しいかもしれません。
施工管理やりながら業務改善したり、資格の勉強してる人って、めちゃくちゃ頑張ってるんですよね。
それこそ寝る間も惜しんでっていう感じです。
ここに関しては、明るい未来を思い浮かべて、とにかく時間を作って頑張るしかないかもしれません。
施工管理にやりがいをなくしてしまったらどうするべき?
上記を見て、「それでも施工管理にやりがいをなくしてしまった」と感じた場合は一体どうするべきなのでしょうか。
対処法をいくつか紹介していきます。
待遇の良い建設会社に転職をする
まずは、今よりも待遇の良い建設会社に転職をする方法です。
そうすることで、今よりも好待遇で働ける可能性が高くなるため、悩みを解消できることがあります。
しかし、建設業界というのは、はっきり言ってブラック企業が多いです。
建設業の中でもなるべくホワイトな企業に転職をすることで、やりがいを保ちつつ、ワークライフバランスを維持することができるのです。
ゼネコンの施工管理は労働時間が長い職種のイメージがありますが、ホワイト企業はあるのでしょうか。この記事では1万4,000人以上の口コミを集めて、ゼネコン104社のガチのホワイトランキングをつけていますので、ぜひチェックしてください。
建設業以外に転職をする
やりがいを完全になくして「もう建設業は嫌だ」という人は、建設業以外に転職をする事がおすすめです。
そうすることで、全く新しい環境で再スタートを切ることができますし、労働環境や人間関係の悩みを解消できる可能性が高くなります。
未経験の業界の転職を成功させるには?
未経験の分野に転職をしようと考えている人の中には、「そもそも建設業しか経験がない」「別業界に転職できる気がしない」と思っている人もいるでしょう。
そのような人は、担当スタッフから求人を紹介してもらったり、面接対策や履歴書添削をしてもらったりすることができる転職エージェントを利用してみることをおすすめします。
そうすることで、自分一人悩む必要がなくなるため、効率的に転職を成功させられる可能性が高くなるのです。
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仕事はやりがいがないと続かない
仕事はやりがいがないと続きません。
施工管理の仕事は、やりがいのある仕事ですが、やりがい以上の辛さがある仕事とも言えます。
もしあなたが「施工管理はやりがいがない」と思っているのなら、いちど自分を見つめなおしてやりがいを見つけてみてはいかがでしょうか。
「施工管理のここの部分に面白みがある」と思えば、ツラい仕事も頑張れるかもしれません。
「それでもやっぱり施工管理の仕事にやりがいが感じられない」という人は、いちど転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
経験あるアドバイザーさんが自分のキャリアの悩みを聞いてくれて、「やりがい」を引き出す努力をしてくれます。
他の職種の世界も知れるので、今の自分の仕事がどれだけ素晴らしいかもわかります。
転職する必要はなく、ただキャリアの相談をするだけで大丈夫です。
最初から最後まで無料なので、費用は一切かかりません。
あなたの新しいキャリアが発見できるかもしれませんよ。
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