社会の常識




「お前、社会の常識というものがわかっていないのか!」

ゼネコンに入社して一年目、上司に言われた言葉です。

「これが社会の常識というものか…」と思っていましたが、もうすぐ社会人10年目になるにあたり、あの言葉がちゃんちゃらおかしいということに気づくのにそう時間はかかりませんでした。

建設業の常識は社会の常識とは違いますし、その逆もしかりです。

なんなら、建設業の常識は一般の常識とかけ離れているのかもしれません。

ということで、今回は一般の常識とかけ離れていると思う建設業の常識をお伝えします。




社会の常識ってなに?

社会の常識って?

一般的に言われる「社会の常識」ってなんでしょうか。

「挨拶をする」「遅刻をしない」「身だしなみを整える」みたいなところでしょうか。

小学生で教えられるような、人としての常識のような気もしますが。

しかしメールのやり取りや電話対応、名刺交換においては社会人になってからの常識かもしれませんね。

結局、どの企業でも一般化しているような「社会の常識」ってこんなもんだと思います。

しびるは転職していますが、社会の常識として共通事項となっていることなんてほとんどありません。

つまり、あなたの上司が言っている「社会の常識」はあくまで「その上司が勤めている企業の常識」であることを頭に入れておいたほうが良いです

その上司が転職せず、ずっとその会社にいるのであればなおさらです。


建設業界の常識であって、社会の常識ではないこと

建設業の常識

それでは、建設業界の常識をお伝えします。

建設業以外の人にもぜひとも見てほしいです。

結婚・出産・住宅購入のタイミングで異動

建設会社は、結婚のタイミングで転勤させられます。

また出産のタイミングでも転勤させられますし、住宅購入のタイミングでも転勤させられます。

なぜかというと、「家族が増えて社会的責任が増える」「ローンがあるので収入を確保しないといけなくなる」からです。

会社から転勤を言い渡されても、やすやすと会社を辞められないので逆らうことはできません。

しびるの先輩に、お子さんが生まれて新居を購入した瞬間に転勤を食らい、単身赴任になってしまった人がいます。

直感で「この会社やべーな」と思ったことは事実です。

有給休暇はケガや病気で休んだ時のためにとっておく保険

有給休暇って、一般的には旅行に行ったりリフレッシュするために取る休暇ですよね。

しかし、建設業界は違います。

有給休暇はケガや病気でもしものことが起こった場合に取る保険なのです。

しびるが理由なしに有給休暇を取ろうとしたら、上司に「インフルエンザになったらどうするんだ」と言われたことがあります。

取らなかった有給休暇は来年に持ち越しとなり、使わなかった分はなくなります。

もちろん社員は健康保険には加入しているので、ケガや病気になっても手当が出ますよ(笑)

ゴルフは飲み会

ゴルフはスポーツではありません。

建設業の皆さんは、朝からがぶがぶ飲んでコースを回ります。

ワンカップをカートに入れている強者もいました。

下請け業者さんもみんな付き合いで飲むので、全員ベロンベロンになりながらゴルフするのです。

当然いいスコアはでませんし、お昼のレストランは宴会と化します。

社外の友人とゴルフを周ったとき、シラフでコースを周れたことに感動した覚えがあります。

存在していることが仕事の人がいる

建設業には「存在しているだけが仕事」の人がいます。

なにぶん顔を知られていることで仕事が上手くいく世界なので(ここに関しては他の業界も共通するかもしれませんが)、年数を重ねれば重ねるほど有利になっていくのは確かなのです。

(公務員など)天下りの人たちは、普段からのほほんとお話をして、打ち合わせの時だけ顔を出すという仕事をして高い給料をもらっています。

「この人たちは何もしないで給料をもらっている」のではなく、「この人の存在が重要だから給料をもらっているんだ」と自分を納得させて仕事に励んでいました。



社内の人とばかり付き合ってたら危ない社会人になる

建設業界の常識を語ってきましたが、他にもたくさんあります。

しかし、とてもブログで載せられるような内容ではないので割愛しました。

転職を経験した私から言わせてもらうと、建設業が常識だと思っている人は本当に危ない社会人だと思います。

とにかく社内の人とばかり付き合うのをやめて、できるだけ社外の人と交流を持ったり、転職を考えましょう。

仕事自体もプライベートがとりづらいので難しいかもしれませんが、頑張ってください。

という元ゼネコン社員の小言でした。


建設業界で働いている毎日が辛い人へ

なぜ、あなただけが辛い思いをする必要があるのですか?

建設業は本当に苦しい世界です。施工管理は苦しんで、苦しんで、苦しんでなんぼの職業です。
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