鉄道工事 資格

今回は、鉄道工事に必要な資格についてお話しします。

一般的にはマイナーな資格かもしれませんが、鉄道工事をするにあたっては必須の資格です。

しかも鉄道工事も一般の建設業界と同じく(むしろそれ以上に)人材不足が激しい業界です。

この資格を持っているだけで重宝される資格なので、持っていて損はありません。

この記事を読んでわかること

鉄道工事に従事するために必要な資格がわかります

鉄道工事関係の資格5つ

鉄道工事 資格一覧

今回ご紹介するのは、日本鉄道施設協会が認定する従事者資格となり、JR関連会社で働くための必須資格となります。

工事管理者

工事管理者は、その名の通り工事を管理し責任を負う役割です。

建設工事でいう現場監督のようなものと思ってください。

資格を取得するには、鉄道工事に数年携わっている必要があります。

鉄道工事は軌道や架線の保守工事になるため、列車にぶつかったり感電する危険性と常に隣り合わせです。

工事管理は作業員全員の安全を守らなければならないし、さらに工事品質を保たなければ列車の安全な運行にも関わります。

日中は列車の間合いで現場調査、夜間は工事でそれ以外の時間は会議や工事調整に追われます。

つまり、めちゃくちゃ過酷な仕事だということです。

過酷な代わりに、それ相応の給料がもらえます

工事管理者手当や夜勤手当も含めて、一般的な建設業よりも1.3倍ほどの給料がもらえるでしょう。

列車見張員

列車見張員は、鉄道工事独自の資格です。

端的に言うと、「前からくる列車を見張って、列車がきたら作業を中断させるように工事管理者に伝える役目」です。

周りの人に言うと驚かれるのですが、日中の鉄道工事や調査は列車が走っている合間に行われます。

つまり、見張り員をつけずに仕事をしていると列車にぶつかって大事故になってしまう危険性が高いのです。

基本的に線路の作業は列車を見張る専門の見張員がいなければ成り立ちません。

列車見張員は仲間の安全を守るため、非常に重要な役割なのです

資格を取得するためには、必要な教育を受けて簡単な学力検査を受ければOK。

ただし、工事管理者のような手当はつきません。

線路閉鎖責任者

線路閉鎖責任者も、鉄道業界独特の資格です。

線路を閉鎖するとは、作業している線路に列車が来ないよう、信号を赤にして完全にシャットダウンすることをいいます。

関係各所と調整し、線路を閉鎖することで本格的な作業に取り掛かれるのです。

線路閉鎖責任者が線路閉鎖手続きをするまで、工事管理者は作業員を線路の中に入らせてはなりません。

こちらも手当などはないので工事管理者ほど給料がもらえるわけではありませんが、鉄道工事に携わるものであれば必須の資格となります。

特殊運転者

特殊運転者は、線路上を走る車両を運転するための資格です。

線路上を走る車両と言っても、客車や貨物列車を運転するのではありません。

材料を運ぶモーターカーなど、あくまで線路工事のための車両を運転するための資格です。

特殊運転者は、講習や医学検査を受けることで取得できます。

軌道工事は線路を使って材料を運ぶので、鉄道工事においてはかなり需要のある資格と言えます。

軌道作業責任者

軌道作業責任者は、建設工事でいう職長さんのようなものだと考えてください。

その名のとおり作業自体の責任者なので、それ相応の技術・技能をもたないといけません。

さらに、作業員にしっかりと指示をする役目でもあり、工事管理者とタッグを組んでしっかりと工事を完了させる責任があります。

軌道作業責任者になるには、鉄道工事の経験が3年以上必要で、かなりの努力が必要です。

その代わり、この資格があればどこでも雇ってくれるくらい需要のある存在でもありますよ。

鉄道工事はニッチな資格が必要です

鉄道工事の資格は、はっきり言って鉄道以外の資格には役立ちません。

しかしニッチであるがゆえに、取得することで需要の大きい資格でもあります。

JRはじめ鉄道会社の工事関係者は建設業界以上に減少傾向にあるので、これらの資格を持っているだけで食いっぱぐれることはないと断言します

鉄道工事従事者は夜勤手当や危険手当などがある分、一般の建設作業従事者より給料が高いです。

鉄道好きな人にとっても、常に線路の中に入れるのは最高かもしれませんね。

興味がある方はぜひ、鉄道工事職に挑戦してみてください。

鉄道工事のやりがいや、しんどさについても書いています↓