ブラック建設業界が人手不足なのは当たり前!あなたの会社や部署だけじゃない!
建設業で働いている人の中には、
「こんなに人手不足なのは自分の会社だけ?」
「自分の部署だけ忙しいの?」
「この会社だけ忙しいの?」
と疑問に思っている人もいるでしょう。
結論から言ってしまうと、建設業界全体というのは慢性的な人手不足に陥っていて、逆に人手が足りているという会社の方が珍しくらいなのです。
それは偶然ではなく、必然と呼べる多くの理由があります。また、早く抜け出さないとヤバイ可能性だってあります。
今回は、建設業界が人手不足になってしまう理由について詳しく解説していきます。
本当の本当に、建設業界はこれから今以上にヤバくなっていきます。すぐに脱出することをおすすめします。まだ20代と若ければ全く問題なくやり直せます。現状に危機感を感じている方は、以下の記事も合わせて読んでみてください。
建設業で人手不足が当たり前になっている6つの理由
建設業界で人手不足が当たり前になっている理由は以下の通りです
- 仕事内容がとにかくハードだから
- 労働時間が長く、休みが少ないから
- 古い慣習が抜け切れていないから
- 退職金がほぼないから
- 仕事に関する道具は自己負担だから
- 普通の企業なら当たり前のような手当てがつかないから
詳しく解説していきましょう。
ゼネコンの施工管理は労働時間が長い職種のイメージがありますが、ホワイト企業はあるのでしょうか。この記事では1万4,000人以上の口コミを集めて、ゼネコン104社のガチのホワイトランキングをつけていますので、ぜひチェックしてください。
仕事内容がとにかくハードだから
建設業というのは、非常にハードな仕事です。
基本的に冬は寒く、夏は暑いですし、力仕事になることも多いです。
外仕事だけでなく、オフィスワークも極めてハードです。
いわゆる「きつい」「危険」「汚い」の3Kが世間一般に浸透してしまっているため、中々新人が入ってこなくなってしまうのです。
仮に新人が入ってきたとしても、仕事のハードさからすぐに退職をしてしまう事も多いのです。
「建設業は終わってる」と言う人がいます。この記事では、暗い未来と地獄の激務をご紹介しております。明るいと言われている未来さえ、本当にそうなのか疑わしいです。今の生活が嫌だという方は、建設業からすぐに脱出すべきだと言えるでしょう。
労働時間が長く、休みが少ないから
建設業界というのは、労働時間が長く、休みが少ないというのが一般的なイメージですし、実際その通りです。
そのため、プライベートも重視したいという理由から、転職する人もたくさんいます。
ただ、建設業界も2024年から週休2日制が導入されます。(というか、週休3日みたいな企業が増えている中で週休2日を目指す!とかありえなくないですか?)
これによって社員の休みが増えますが、
- 休みが増える事での作業負担増
- 日当で働く社員の給料低下
など、問題点は山積みです。
このようなことから、あえて建設業界を選ぶ人がいなくなってしまうのです。
社会人になって数年。今の会社で「こんなはずじゃなかった」という思いを抱えたまま働いているという方は多いのではないでしょうか?「会社を辞めたいけれど、上司が怖すぎてなかなか切り出せない」という方は、この記事で紹介する退職代行を利用してみてください。
古い慣習が抜け切れていないから
建設業界というのは「昭和」の古い慣習が抜け切れていません。
例えば、以下のような慣習が挙げられます。
- 厳しい上下関係
- 怒号が飛び交う現場
- 重層下請け構造
- 毎日のように繰り返す飲みにケーションと暴飲暴食
令和時代の若者に、平成通り越して昭和の慣習は受け入れられません。
そのため、若い世代からは毛嫌いされてしまうのです。
建設業界への就職・転職を考えると「やめとけ」と言われることが多いです。やめとけと言われる理由を理解しないで建設業界に飛び込むと後悔することになります。この理由をしっかりと頭に入れた上で、本当に建設業で働くべきなのかを考えることをおすすめします。
退職金がほぼないから
ここからは、一般的に知られていない人手不足の「意外な理由」です。
建設業界では、退職金がかなり少なく設定されていることが多いのです。
もちろんこれは会社によって異なるため、大手企業であれば退職金がしっかりと用意されていることもあります。
しかし、従業員の数が少ない会社の場合は、退職金がかなり少なくなることもあるため、将来のことを考えて建設業界から別の業界へと転職をする人もいるのです。
ゼネコンの現場監督が結婚できないと言われています。この記事では建設業で働いていた筆者が、ゼネコン現場監督が結婚できないと言われる理由6つをお伝えします。また、実際に現場監督は結婚しやすい職業です。実際に結婚した7ケースも合わせて紹介します。
仕事に関する道具は自己負担だから
建設業界では、仕事に関する道具の購入費が自己負担になることもあります。
もちろん会社から支給されることもありますが、最初だけ支給して後は自分で購入スタイルを採用している会社も多いです。
- 長靴
- 手袋
- カッパ
など建設作業に必須の道具は、継続的に購入しなければなりません。
長い目で見るとかなりの出費になり、収入ダウンとなります。
若者が建設業界で働きたくないということは、納得できる理由がたくさんあります。この記事では建設業が若者から不人気な理由や、建設業に携わる若者がとるべき行動をお伝えしておきます。しっかりと将来を見据えて行動できるサポートになるので、ぜひチェックしてください。
普通の企業なら当たり前のような手当てがつかないから
建設業会社の中には、普通の企業なら当たり前のような各種手当てがつかない場合があります。
まず、移動時間です。
基本的に建設現場に行く場合、家から会社→会社から現場という行程をとります。
しかし、実際に給料が支給されるのは現場での作業開始時間です。
つまり、会社での支度などの時間は通勤時間とみなされ、まったくの無給時間となります。
朝早く出ても手当てがつかないのは悲しいですね。
その他にも、社会保険未加入なんてとんでもない会社もあります。
その実態を以下の記事で解説しています↓
社長に、社会保険を加入したくないから 一人親方としてやれと言われました。 (中略) そして、確定申告も誤魔化してやれば 色々安く済むからと言われました (中略) ムカつくのでもう辞めようと思っています 引用元:https …
人手不足が当たり前の建設業に限界を感じたら
以上のことから、建設業界で働き続けることに疑問を持つ人が多く、結果人手不足となるのです。
人手不足に嫌気がさしている人は、とにかく転職先を探して建設業界を脱出しましょう。
建設業以外の業界へ転職をする事で、このような悩みを抱える必要がなくなります。
できるだけ早いうちに転職をすれば、未経験でも飛び込める業界がたくさんありますので、再スタートを切れます。
私も転職してブラック建設業界を脱出し、人生を変えた人間の一人です。
少しでも建設業界を離れたいと思っているのであれば、すぐに行動を起こすことが大切です。
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ちなみに私もリクルートエージェントを使って建設業界から脱出しました。
以下の記事でその転職体験談を紹介しているので、良かったら読んでみてください。
この記事では、実際にリクルートエージェントの面談から内定までの体験談をご紹介しています。今いる会社がブラックで辞めたいという方には、ぜひとも参考にしてほしい記事となっております。リクルートエージェントの良い面と悪い面もご紹介しているので、ぜひともチェックしてみてください。
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建設業界は慢性的な人手不足が当たり前
建設業界というのは、慢性的な人手不足が当たり前という状況に陥っています。
建設業界は人手不足に対応しつつありますが、それでも全く時代に追いつけているとは言えません。
今後数十年は人手不足の状態が続くと予想されます。
建設業に限界を感じているのであれば、できるだけ早い段階で建設業界から脱出することをおすすめします。
そうすることで、今までの悩みから解放され、楽しく、快適に働ける可能性が高まるのです。
以下の記事で施工管理職の方へおすすめの転職エージェントを紹介しています。転職エージェントは転職を総合的にサポートしてくれるので、もし現状に嫌気がさしている方はぜひとも利用を検討してみてください。